朝のドラめもん
2026/01/14
お題「解散総選挙本決まり相場のメモと雑感/桜井元審議委員BBGインタビュー/FOMC12月議事要旨ネタ今更の続き(汗)」
はて・・・・・
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD100EQ0Q6A110C2000000/
1月の衆院解散浮上、日銀の6?7月利上げに道 円安なら春シナリオも
編集委員 清水功哉
ポジション
2026年1月13日 17:00
[会員限定記事]
会員限定記事だから中身は知らんけど、無料部分の小見出しに『「12月に決めておいてよかった」』ってあるのですが、今回の利上げって結果から逆算して妄想を逞しくすれば、ただ単に高市総理が1月解散するつもりだったから12月に利上げして円安進行をある程度阻止しようと思ってたから12月に利上げ出来ただけの話であって(個人の妄想ですので念のため申し添えます)、「決めておいてよかった」とかまるで自分たちが主体的に決めたような言い方はちょっと烏滸がましいんじゃないですかねえ・・・
などというと日銀の独立性を否定する悪口雑言になりますので良い子の皆さんはそんな悪口を言わないようにしましょうね!!!!!!!!!!
〇とりあえず解散総選挙やるとなった初日の反応をメモっておきますが案の定の円安である
https://jp.reuters.com/markets/japan/OWPLYB5G3NITTMC5H4DBR6ISGU-2026-01-13/
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は大幅続落、長期金利27年ぶり2.16% 衆院解散巡る報道で
ロイター編集
2026年1月13日午後 3:29 GMT+9
『[東京 13日 ロイター] - <15:20> 国債先物は大幅続落、長期金利27年ぶり2.16% 衆院解散巡る報道で
国債先物中心限月3月限は、前営業日比51銭安の131円97銭と大幅続落して取引を終えた。衆議院の解散・総選挙を巡る報道や米金利上昇を背景に、円債に売り圧力が強まった。現物市場の新発10年国債利回り(長期金利)は同7.0bp上昇の2.160%と、1999年2月以来の高水準を更新した。』(上記URL先より、以下同様)
ってことですが、
『国債先物は朝方から売りが先行。読売新聞電子版が9日夜、高市早苗首相が23日開会予定の通常国会冒頭での衆院解散の検討に入ったと報じたことを受けて、前週末の夜間取引の国債先物が下落。前日に米金利が上昇したことも、円金利の上昇圧力につながった。日経平均株価が5万3000円を超えて急伸したほか、ドル/円で円安が進行したことも円債の圧迫材料となった。』
朝一は30年とか大甘でスタートしてましたが、さすがに大甘過ぎだったのか一旦は戻しも入って戻ったものの、
『後場に入っても、国債先物は軟調に推移。高市首相が23日召集予定の通常国会冒頭で衆院を解散する意向を自民党幹部に伝えたと報じられたことを受けて、外為市場でドル/円が一時158円後半まで上昇。これを眺めて、円金利に上昇圧力がかかった。時間取引の米長期金利が4.19%付近まで上昇したことも、相場の圧迫材料となった。』
ってことで、
『2年債は前営業日比1.0bp上昇の1.155%、5年債は同4.5bp上昇の1.600%。20年債は同8.5bp上昇の3.140%と過去最高水準を更新。30年債は同8.0bp上昇の3.480%、40年債は同7.5bp上昇の3.775%。』
5年は今日入札がある(今週火曜日始まりだから水曜だけど入札の日ですね)のですが、年明け一発目の5日の引けから見ると5年とか先物がほぼ同じ水準で2年は強くて10年とかその後ろは全部甘いし超長期大甘という展開で結局財政懸念なのか、はたまた市場で見ている利上げの最終着地点が引きあがっているせいなのか、何かよー知らんけどスティープニングしてるのよね。
『 OFFER BID 前日比
2年 1.149 1.162 0.015 15:14
5年 1.589 1.602 0.041 15:09
10年 2.158 2.163 0.069 15:03
20年 3.123 3.138 0.082 15:06
30年 3.473 3.486 0.079 15:14
40年 3.785 3.809 0.098 15:10』
朝一30年10以上甘かったのからは持ち直しているのですがうーんこのというスティープでして、利上げ前倒し観測よりも財政懸念なのか円安なのか、はたまた日銀の政策のビハインドっぷりがここに来て一段と効いてきているのか、単に「訳わからんから様子見地蔵でリスク取れません」状態でこうなっているのかがどうも判然としませんが、そういう点では複合要因の複雑骨折みたいになっているとすれば中々の闇の深さなのかもしれませんけどナンナンデスカネエ。
しかしまあ何ですな、
https://jp.reuters.com/opinion/O43QHEL3FRNZTGUSD3SSJZ5RMQ-2026-01-13/
為替や金利は様々な要因で決まり、財政政策のみ取り出せない=城内成長戦略相
竹本能文
2026年1月13日午後 3:19 GMT+9
『[東京 13日 ロイター] - 城内実成長戦略相は13日午後、都内の日本記者クラブで記者会見し、為替や金利は様々な要因で決まり、財政政策のみ取り出して一概には言えないと述べた。高市早苗政権の経済政策とマーケットの反応に関する質問に答えた。』
『政権の主張する「責任ある積極財政」の意味が分からない、足元の円安進行をどうみるか、との質問に対して、「為替についていろいろな意見があるのは承知しているが、立場上突っ込んだ話はできない」と述べた。』(以上上記URL先より)
・・・・・うーんこれ切り取りだから全体のトーンは良くわからん面はあるのですが、円安と「責任ある積極財政」とかいう寝言の関連性を問われて必ずしもそうではない、って言ってしまうあたり、城内さんとしては積極財政にケチつけられたくない、という気概に満ち溢れていて、高圧経済万々歳モードであることにはあまり変化が無いということを示しているかと思いましたし、だとすれば選挙である程度以上の勝利を得られますと、「責任ある積極財政に国民の強い支持を頂いた」ということで責任ある「積極財政」の方でヒャッハーとぶっこんで来そうだし、高市総理の経済ブレーン(笑)の皆様も盛大に調子にのって高圧経済音頭を踊りだすという展開になる、という未来しか想定できないですわな。
でもって与党が中途半端にしか勝たなかった場合でも結局は財政ばらまき合戦が足りんという反省になってばらまくようになるとしか思えんし、というのが困った所で、結局選挙をやることによって財政拡大圧力は結果としてはどっち転んでも高まる流れになるんでネーノ(選挙負けて政権崩壊して火消し登板に林さんあたりが入ってくれば話は別だがそれはワンチャンのワンも無くてどうみてもノーチャンスです本当にありがとうござましたと思いますしおすし)と思いますと、まあ総選挙やることによって高圧経済の爆発時期を前倒ししたと思えば宜しいんじゃないでしょうか(個人の超偏見です)。
ということで円安ワッショイ円安ワッショイな訳ですが
https://jp.reuters.com/markets/japan/A63GC3ZSABNCHNWFSHBOZS6EWQ-2026-01-13/
NY外為市場=円、対ドルで24年7月以来の安値 財政面での懸念で
ロイター編集
2026年1月14日午前 5:21 GMT+9
『[ニューヨーク 13日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、円が対米ドルで2024年7月以来の安値を付けた。国内の財政および金融政策の一段の緩和への懸念が背景にある。ドルは、12月消費者物価指数(CPI)を受けて一時的に下落したが、その後は全般的に上昇した。』
『スコシアバンクの通貨ストラテジスト、エリック・セオレット氏は「円にとっての地合いはかなりネガティブだ。高市首相は財政・金融の両面でハト派であり、財政面ではより緩く赤字幅の大きい政策にも非常に前向きとみられるからだ」と述べた。日本円
は対ドルで0.6%下落し、1ドル=159.11円となった。』(以上上記URL先より)
ということで東京の夕方にも159円になったりしていましたが、そのままドル円159円に乗っかったままで海外から帰ってきましたようで、衆院解散する前にじゃんじゃん円安になったらどうするんですかってなもんで、総選挙やることによって高圧経済政策の爆発時期を前倒しするスイッチを思いっきり押してしまった(しかも高市総理のことだからそうなるということはあんまり考えないでぶっこんでしまっている気が大幅にするんだが・・・・)という感がかなり強いんですよね、再三再四申し上げますがただの個人の感想ですけど。
まあ円安に飛びますと日銀の利上げが前倒しになり得ますし、アクチュアルの物価にも影響を与えそう(円安になると価格設定が強気化してねえか問題があるような気がするんですよね)んですけど、それはそれとしまして、これ日銀が(自分たちは公言しないけど)どう見たって緩和政策の調整をビハインドしていて、自分たちでフォワードルッキングに利上げしようという動きを見せてないし、うっかりしたらこいつらわざとビハインドして円安物価高で「日銀様お願えしますだ利上げをして下せえ」と愚民どもが泣き喚きだすまで放置プレイしてるんじゃないか疑惑まで浮上する(個人の妄想です)ビハインド上等モードなのも、ここまで来るとかなりのリスクになってきているんじゃないのという話で、1月展望レポートの時にどういう物が出てくるのかは注目したいのですが、ゆうて従来通りのチンタラ利上げ路線しか出さないようですと・・・・・ゴクリ
〇桜井元審議委員も4月前倒しの可能性を指摘だし何ならこのインタビューは解散ネタ前なのが味わいあり(BBGインタビュー)
これはこれは桜井さん
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-01-13/T8J2QUT96OSJ00
日銀利上げは6月か7月、円安一段進行なら4月に前倒しも−桜井元委員
・高市政権では利上げでも円高にならず、政策・財政の信頼に海外懸念
・日本経済にインフレが定着、物価高対策のための利上げという役割も
Sumio Ito、Toru Fujioka
2026年1月13日 at 11:35 JST
『元日本銀行審議委員の桜井真氏は、日銀による次の利上げのタイミングについて6月か7月を想定しているとし、円安がさらに進行する場合は4月に前倒しになる可能性があるとの見方を示した。』(上記URL先より、以下同様)
ということで、では円安がさらに進行is何ということなのですが・・・・・・
『桜井氏は9日のインタビューで、次の利上げは「6月か7月」の金融政策決定会合と予想。1ドル=160円を超えて円安が一段と進行するケースでは、「4月もあり得る」という。利上げによる金融システムへの影響も考慮してペースは基本的に半年に1回程度とし、2028年4月までの植田和男総裁の任期中に1.5%まで引き上げるとみている。』
「9日のインタビュー」って思いっきり書かれていますので、これは解散総選挙ネタが降臨する前のお話ということになりますが、「1ドル=160円を超えて円安が一段と進行するケースでは、「4月もあり得る」」って解散総選挙ネタがない時点でもドル円156円とか157円とかでウロウロしていた訳で、円安加速ネタが一発出ればすぐに起き得る話ではあったのですが、現実に桜井さんのインタビュー実施の日の夜中に解散ネタが降臨した訳ですわな。
しかし桜井さん、普通に普通の話をしていて元々リフレ枠で入ってたんとちゃうんかいと言いたくなりますが(なお着任後は執行部の腹話術人形だったり執行部の鉄砲玉をやっていたのは再三再四指摘しました通り)、まあごく普通の指摘をしている訳です。
『高市政権の政策下では、日銀が利上げしても「円相場の切り上げにはつながらない」と桜井氏はみている。政府の物価高対策は、「インフレに対応しているだけで、下げる政策ではない」と指摘。大規模な経済対策や26年度予算案を踏まえればインフレ圧力はむしろ強まるとし、政策への信頼低下が円安の背景にあるとした。』
『日本経済は前年比3%程度の消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)の上昇率が続いており、「既にインフレが定着している」と語った。そうした中で、利上げによって金融政策を正常化していく基本姿勢を堅持することが重要だとし、日銀には「インフレ対策の利上げという役割も浮上している」との見解を示した。』
・・・・・なんという真人間な発言とビックリしてしまいますが、まあリフレ政策が成功したんだたら通常の政策に戻すべきという文脈で説明すればアベノミクスの顔だって立つんだし、未だに高圧経済とかいってる馬鹿もとい若田部某とかの方が状況に応じた政策の選択をしていないだろってなもんではありますわなと思いました。
しかし160円を超えて円安進行したら利上げ前倒し、ってことになるとこの調子で円安ワッショイやってると1月利上げ、というのはギャグですけれども3月か4月コースを視野にしたものの言い方をするとか、まあそこまで前倒しコミュニケーションは無理があるにしても、次回の決定会合の後に中立金利について言及する場合(実は懲りてもう中立金利話はしないと思うのだが・・・・)の「下限1%」っていう利上げ打ち止め感をだしてしまうような情報発信を封印するとか、とにかく従来の「慎重に」とか「ゆっくり」みたいなのを強調する路線を継続すると円安ぶっ飛びが加速する未来しか見えません。アタクシの水晶玉がおかしいだけの杞憂なら良いんですけどね。
〇飛び飛びで何を今さらネタで恐縮ですが12月FOMC議事要旨の経済議論パートから少々
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/fomcminutes20251210.htm
Minutes of the Federal Open Market Committee
December 9-10, 2025
A joint meeting of the Federal Open Market Committee and the Board of Governors
of the Federal Reserve System was held in the offices of the Board of Governors
on Tuesday, December 9, 2025, at 9:00 a.m. and continued on Wednesday,
December 10, 2025, at 9:00 a.m.1
やるとか言ってネタにするの忘れてたのでまあ備忘です(備忘ばっかりですいません)。パウちゃん訴追ネタとかでなんか金融政策は経済物価情勢と関係ない世界って感じですけど・・・・・・
・雇用情勢に関しては弱い話をしておりますわな
『With regard to the labor market, participants observed that labor market
conditions had continued to soften and that the unemployment rate had edged
up in September.』
雇用情勢は引き続き徐々に弱まっているというのが全体認識(だから利下げしたんですけど)。
『Participants reported relying on private-sector and limited government
data, as well as information provided by businesses and community contacts,
to assess more recent labor market conditions. Most participants remarked
that some of the most recent indicators of labor market conditions, including
survey-based measures of job availability or reports of planned layoffs,
pointed to continued softening. Some participants noted, however, that
other indicators, such as weekly initial unemployment insurance claims
and measures of job postings, suggested more stability.』
幾つかの面からの指摘がありますが一部を見ればそんなに弱くないんじゃネーノというのもあるものの総じて緩やかな情勢の悪化を示しているというのが全体認識。
『Several participants commented that lower-income households were especially
concerned about their employment prospects.』
しれっと格差問題に言及している意見を載せているのが良い味を出してます。
『Participants observed that hiring had remained subdued, and some participants
pointed to survey-based measures or reports from business contacts that
suggested that current hiring plans remained muted. Participants generally
viewed the low dynamism in the labor market as reflecting both lower labor
demand amid economic uncertainty or efforts by businesses to contain costs
and decreased labor supply associated with lower immigration, the aging
of the population, or reduced labor force participation.』
新規雇用も最近は抑制気味で推移しているし、サーベイやアネクによれば新規雇用があんまり強くない状況は暫く続くでしょう、というような感じで雇用情勢に関するパートでは一転して威勢が悪い話になってくるなという感じですが、利下げしているのに物価は上振れリスクを並べて雇用は堅調だったら情勢判断と政策行動に整合性取れないのでまあこういう情勢判断になるのも当然ちゃあ当然なのかもしれません。
・先行きに関しては改善見通しだがやたらめったらとその見通しにケチがついているという結構なよわよわ見通しになっていますね
『Participants generally assessed that, under appropriate monetary policy,
the labor market likely would stabilize next year but noted that their
outlook for the labor market was still quite uncertain, especially amid
the delays in the release of government data. Most participants judged
that risks to the labor market remained tilted to the downside. Several
participants viewed the rise in the unemployment rates for groups historically
more sensitive to cyclical changes in economic activity, the possibility
that layoffs could push the unemployment rate sharply higher in a low-hiring
environment, or the concentration of job gains in a few less cyclically
sensitive sectors as potentially signaling greater fragility in the labor
market.』
というのが先行き見通しのパラでそんなに長くないからぶつ切りしないで引用しちゃっていますが、「適切な金融政策のもとで来年は雇用情勢は良くなるでしょう」ってことになっているのですが、ただその後にああでもないこうでもないと「改善が遅れる可能性」だったり「やっぱりリスクが下方に高い」だったり、「景気敏感セクターにおける雇用の脆弱性」だったりという指摘があって、やたらとこの雇用部分が弱い(から利下げしているんだが)のを強調しているわなということで、結局物価にポイントを置くのか雇用にポイントを置くのかでだいぶ印象は違ってくるし、まあFRBとしてはこの両面のどっちを強調するかをうまい事使い分けてコミュニケーションしてくるんでしょうなあというお話ではあります。
というのが労働市場でよわよわじゃんという感じですが、その次に経済全般の話があって、もうこれはざっくり流しますけど・・・・
・経済については威勢の良い話をしてはいるものの消費の二極化の指摘は重いような気がします
『Participants observed that overall economic activity appeared to be expanding
at a moderate pace. Many participants viewed aggregate consumption spending
as solid, although several pointed to signs of some recent slowing. A majority
of participants mentioned evidence of stronger spending growth for higher-income
households, while lower-income households had become increasingly price
sensitive and were making adjustments to their spending in response to
the outsized cumulative increase in the prices of basic goods and services
over the past several years.』
最初に「overall economic activity appeared to be expanding at a moderate
pace」があるのですがそれはさて置きましてその後に消費の話があって、消費が支えているということになっているのですが、思いっきりそれが二極化しているんじゃネーノという指摘が入っているのは実際にそうなんですけれどもなるほどなるほどとは思いましたが、その二極化っていうのがあるなら利下げしない方がええんでねえのという気もしたりしなかったり。
『A couple of participants remarked that the housing sector showed some
signs of stabilizing and that recent declines in mortgage rates would provide
support to the sector.』
住宅セクターの指摘ですね。some signs of stabilizingですと。
『Some participants commented that economic activity had also been supported
by robust business fixed investment, with several pointing to investment
by the technology sector in particular.』
IT関連の設備投資がロバストであると。
『A couple of participants commented that the agricultural sector continued
to face headwinds because of high input costs or reduced capacity in the
food processing industry even though prices for many agricultural products
had risen over the past year. 』
農業セクターは投入コストの上昇をカバーできていないと。
『Several participants noted that there could be swings in measures of
economic activity associated with the government shutdown, which could
make it more difficult over coming months to determine the underlying trend
in growth.』
政府閉鎖の影響で政府関連支出の入り繰りがあるからわかりにくいですねという指摘があって現状認識を締めています。
・景気の先行き見通しは潜在成長率並という毒にも薬にもならない認識で済ませてAIの生産性上昇の議論をしていますな
『Participants generally anticipated that the pace of economic growth would
pick up in 2026 and that, in the medium term, economic activity would expand
at about the same pace as potential output.』
2026年および今後しばらくは潜在成長率並の成長を見込むということです。
『Many participants expected growth to be supported by fiscal policy, changes
in regulatory policy, or somewhat favorable financial market conditions.』
財政や金融環境はプラス要因になるでしょうとな。
『Nevertheless, participants judged that uncertainty about their forecast of real GDP growth remained high.』
とは言え先行きに関する不確実性は高い。
『Moreover, a number of participants noted that structural factors such
as technological progress and higher productivity growth, possibly reflecting
increasing use of AI, could boost economic growth without generating price
pressures and could also damp job creation. These participants remarked
that it could be difficult in real time to determine the extent to which
economic conditions reflect such structural factors as opposed to cyclical
ones.』
でもって先行き見通しのパラの半分くらいの分量でこの「AI技術の進展で生産性が向上するので云々」のテーマでの話がありまして、生産性が向上したら(潜在成長率が上がるんだから)より高い成長を無駄なインフレをもたらさずに行けるんじゃネーノという指摘が入っていまして、ただまあそれ自体はリアタイで測定できるわけではないですよね、って話で締めていまして、以下は政策のパートなので真っ先にインスタント読みした部分になるのでした。
ということで今朝は勘弁。
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