朝のドラめもん
2026/01/23
お題「よく考えたらカーニーはん/高市さんはやはり筋金入りのホンモノのアレかなと/3MTDB入札はまた金利上昇」
しつこく今日も(バイクじゃない方の)3ない運動を掲げていきたいですな
https://boutsui-tokyo.com/measures/3nai/
〇カナダ首相の演説が世界的に話題なのですがよく考えたら蟹のあんちゃんじゃないですか
https://news.ntv.co.jp/category/international/fa0409dbde284e4eb546d2de09961255
「大国に従い、安全を買う時代の終焉」――カナダのカーニー首相が中堅国の団結訴え
日本テレビ放送網
2026年1月21日 21:51
すいませんすいませんそういやカナダ首相はカーニーはんでした。
『カナダのカーニー首相は20日、スイスで行われているダボス会議で演説し、大国に従う事で安全が買える時代は終わったと指摘。中堅国が協力し、新しい秩序を構築する必要性を訴えました。』(上記URLより)
ということでしたが、カーニーはんってBOE総裁の時は(前任がマーヴィン・キングという名総裁だったのもありまして)微妙感溢れる存在でしたけれども、カナダ首相になってから真価を発揮していますし、昨今では隣の暴もといトラ公に対する3ない運動を(隣人なんだから一番恐ろしいというのに)頑張っておられるという腹が据わった立派なムーブをしておりますがな。
『私たちは、大国の競争が激化する時代に生きていることを日々思い知らされています。ルールに基づく秩序は衰えつつあります。「強者はしたいことをして、弱者はそれを耐え忍ぶ」。トゥキディデスのこの警句は不可避なものとして語られます−国際関係の自然な論理が再び前面に出てきているのだと。そしてこの論理に直面して、各国は波風を立てずにやっていくために同調する傾向が強くなっています。迎合し、トラブルを避け、従順であることによって安全を買おうとする。しかし、そうはいきません。
では、私たちにはどのような選択肢があるのでしょう?1978年、チェコの反体制派ヴァーツラフ・ハヴェルは「力なき者たちの力」と題するエッセーを書きました。その中で、彼はシンプルな問いを投げかけています。共産主義体制はいかにして存続したのか?
彼の答えは青果店から始まります。毎朝、店主は店頭に看板を掲げます。「全世界の労働者よ、団結せよ!」。彼はそれを信じていません。信じている人は誰もいません。それでも彼は看板を掲げます−トラブルを避けるため、従順であるとを示すため、うまくやっていくために。そして、どの通りの店主も皆同じことをするから、体制は存続するのです。
暴力だけではなく、人々が内心では誤りと知りつつ儀式に参加することによって、体制は維持されるのです。ハヴェルはこれを「嘘の中で生きる」と呼びました。体制の力は真実からではなく、真実であるかのように振る舞おうとする皆の意思から生まれます。そしてその脆弱性も源は同じです−たった一人でも演技をやめたとき、青果店の店主が看板を取り外したとき、その幻想はひび割れ始めるのです。
いまこそ、企業も国家もこの看板を取り外すときです。』(と冒頭のごく一部だけですが上記URL先より引用)
まあ皆様ご案内の通りの説明ではあるのですが、カーニーはんすげええええええと言うお話になるのですが、こういう展開になってきますと・・・・・・
https://www.ecb.europa.eu/press/pr/date/2026/html/ecb.pr260113~ec4630b9fa.en.html
STATEMENT
International central bankers on the statement by Federal Reserve Chair Powell on 11 January 2026
返す返すも先般のこちらに植田さんの署名がないというのが悲しいとしか言いようが無いのですけれども、まあ今更ノコノコ署名に加わるって訳にも行かないとは思いますけれども、中央銀行業界(というかなんというか)的に考えたらカーニーはんがこういう演説をしました、ともなりますともはや植田さんの国際的な業界プレゼンスってもう皆無じゃんと言うお話ですが、東アジアには韓国銀行李昌繿麹ルがいますのでお任せあれってことですな、アイヤー。
〇寧ろ財政規律に関しては不安感しか起きない記事が出てたはずなので違和感が・・・(個人の感想です)
昨日の円債ちゃん
https://jp.reuters.com/markets/japan/CVEXNAEYZVPMTHLHPNYCUIY22M-2026-01-22/
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は続伸、長期金利2.235% 超長期債の金利低下継続
ロイター編集
2026年1月22日午後 3:27 GMT+9
『[東京 22日 ロイター] - <15:13> 国債先物は続伸、長期金利2.235% 超長期債の金利低下継続
国債先物中心限月3月限は前営業日比27銭高の131円60銭と続伸して取引を終えた。米金利の低下などがサポート要因となり、国債先物は買いが優勢となった。新発10年国債利回り(長期金利)は同5.0ベーシスポイント(bp)低下の2.235%。超長期ゾーンは金利低下が継続した。』(上記URL先より、以下同様)
ってことでしたが、
『朝方の国債先物は売りが先行。夜間取引の下落の流れに追随して始まった。その後、現物市場の長期・超長期ゾーンでこの日も金利低下が続いたことを眺めて、国債先物はじわじわとプラス圏に浮上した。「米金利の上昇が一服したことも、円債のサポート要因となった」(三井住友トラスト・アセットマネジメントのシニアストラテジスト、稲留克俊氏)という。』
『後場に入り、国債先物は上げ幅を拡大。現物市場で長期・超長期ゾーンの金利が一段と低下した流れが波及した。週初からの金利上昇の反動のほか、「業者のショートカバーや投資家による買いが入ってきている」(国内証券債券セールス担当)。あすの日銀金融政策決定会合を控えてポジション調整の動きも出ているという。』
『前日にベセント米財務長官や片山さつき財務相が超長期金利の急上昇に対して言及したことを受けて「市場では政策対応への期待から超長期債は金利低下が続いているようだ」と、農林中金全共連アセットマネジメントの債券グループ、シニアファンドマネジャーの長友竜馬氏は指摘する。』
でまあ引けは、
『 OFFER BID 前日比
2年 1.209 1.222 -0.006 15:12
5年 1.654 1.667 -0.02 15:02
10年 2.233 2.24 -0.049 15:05
20年 3.182 3.195 -0.073 15:11
30年 3.657 3.668 -0.102 15:10
40年 3.981 3.995 -0.059 15:10』
ということでブルフラットなんですけど、まあ水曜の戻りは地獄みたいに売り込んだ所からの牽制などもあったから分からんでもないのですが、昨日ってしれっとこんな報道があったんですよね。
読売さんですけど
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20260122-GYT1T00043/
自民衆院選公約、消費税減税は曖昧表現「検討加速」…首相は明記迫ったが財政規律の緩み懸念受け「まさに折衷案」
2026/01/22 07:35
#選挙・自民党
『自民党は21日に発表した衆院選公約に、消費税減税の検討加速を盛り込んだ。高市首相(党総裁)が自身の「悲願」として強く求めたものだ。財政規律の緩みを懸念する党幹部らとのせめぎ合いの末、実施するとは明言しない曖昧な表現で決着した。(鶴田瑛子)』(上記URL先より、以下同様)
ってことで、やっぱり消費税減税は「高市さんの悲願」だそうで、しかも経緯に関して同記事では、
『だが、衆院選を前に中道改革連合など野党各党が消費税減税を掲げる方針を示し、「消費税が争点になると苦戦する」(首相周辺)との見方が広がった。首相は小林氏に公約への消費税減税の明記を迫ったが、小林氏は党内の懸念を受け、「そこまで書けない」と反論。複数の政府・自民関係者によると、「2人で相当やり合った」という。』
ってことで、高市さんやっぱり減税する気満々で、高圧経済万歳のリフレ教にすっかり帰依してしまっているじゃん、というのがこの記事と月曜の会見(というか演説)の合わせ技一本で明確になった、としか思えないんですよね。
でまあ高市さんがその調子で有れば、選挙終わって無事に勝敗ライン確保出来たら(与党連合の過半数ごときで勝ったというのも随分とハードル低い話ですが)高市さんすっかり高圧経済リフレ万歳モードになって突っ走るし、その場合は財政規律なんてあったもんじゃない、という話になる未来しか見えない訳ですわな。
すなわちですね、高市さんは現実見て豹変してくれるメローニさんではありませんでしたということで、経済財政政策に関しては物凄い勢いでホンモノのアレを感じさせる風格を備えたお方でありました、ってえお話で、選挙に勝ったらその「選挙に勝ちましたよ」というのを材料にして「悲願の消費税軽減税率0%」に突撃するホンモノであらさられた、という話の筈なんですが、昨日はこの読売記事に関しても「自民党が止める、つまり財政規律は維持されるので債券に買い安心感」というような解釈もあったと思いますが、こんなん高市さんが筋金入りのホンモノであったことを示す記事なんだから債券買い材料にはならんじゃろ、と思ったんですけどね。
ちなみに昨日はそんなことで債券は買いの買いの買い状態でしたけれども、ドル円見てたら朝がたこそ円高でしたけど、気が付けばホイホイと円安が進行して金曜の夕方の時点では158円80銭とか90銭とかの水準まで円安が進行しておりまして、どう見たってそっちの反応の方が普通じゃろと思っておりましたので、財政懸念に関してはやはり外国為替市場の反応の方があてになるかな、と思いました(個人の偏見です)。
記事の続きを読みますと、
『最終的に、維新との連立合意から一歩進め、公約は「検討を加速」との文言で折り合った。』
『自民幹部は「まさに折衷案だ。検討次第で、実現しないこともあり得る」と解説した。公約を決定した21日の党総務会に出席した財政規律派の一人は「苦労した文言だと感じたので、発言はしなかった」と明かした。』
ってことですけど、そもそもコバホークって自民党総裁選出てた時は普通に積極財政派でしたので、本当にそんなに止める気あるのかってのは微妙ですよね、と思う訳ですよ。
しかもこの記事の題名にあったように、「財政規律の緩み懸念受け「まさに折衷案」」ということでして、つまりは直近での債券市場(や外国為替市場)での値動きを見て「これは火消しておこう」ということになってとりあえず矛を収めておきました、ってだけの話なんじゃないのとは思いたくなっている次第ではあります。
まあ足元の債券市場の動きが「サナエショック」と呼ばれてしまったりしたら選挙的にもよろしくないですからね・・・・・
あと、ちょっと笑ったのはこちらのサムネでして、
https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20260122-GYT1I00048/
同記事内のサムネ「自民党内での消費税減税を巡る経緯」でして、日経に続いて読売もこの比較推移表を出して来たのには結構笑ってしまいました。
いや何か知らんけど債券市場って(昔は必ずしもそうではなかったのだが)アナーキーさがなくて根拠のない空手形でも妙にありがたがる傾向が他市場対比強くねえかってのはますます昨日の市場でおもってしまいましたな、というお話ではございました。
〇3M入札はWIでの調整が正当化される結果になっておられましたな
https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/tbill/tbill_nyusatsu/resul20260122.htm
国庫短期証券(第1358回)の入札結果
『本日実施した国庫短期証券(第1358回)の価格競争入札及び国債市場特別参加者・第T非価格競争入札について、下記のように募入の決定を行いました。
記
1.名称及び記号 国庫短期証券(第1358回)
2.発行根拠法律及びその条項
財政法(昭和22年法律第34号)第7条第1項、財政融資資金法(昭和26年法律第100号)第9条第1項並びに特別会計に関する法律(平成19年法律第23号)第83条第1項、第94条第2項、同条第4項、第95条第1項、第123条の18第1項、第136条第1項及び第137条第1項
3.発行日 令和8年1月26日
4.償還期限 令和8年4月27日
5.価格競争入札について
(1)応募額 10兆3,114億円
(2)募入決定額 3兆6,987億7,000万円
(3)募入最低価格 99円81銭6厘0毛
(募入最高利回り) (0.7393%)
(4)募入最低価格における案分比率 59.5054%
(5)募入平均価格 99円81銭8厘9毛
(募入平均利回り) (0.7277%)』
おーあと一息、って感じですが(とは言え付利よりも利回り高くなったらワチャワチャと買いがやって来そう^^)前日に3Mカレント周りとWIの引値が修正されたのがガチなのか入札前の押し込みなのかというのが毎度(特に3Mに関しては)????なので入札どうなるんじゃろと思いましたけど、前日のWIが0.725%になっていたのに対して平均0.7277で足切りが0.7393とほぼ0.74水準まで届く結果になりましてあらあらそうですかそうですかという風情。
あとですね、かならずしもその数字自体が常に指標として適切なのかというのは微妙な面はあるのですが、応札額の方が年初一発目(その前は12月18日の入札まで遡る)から微妙に減っていまして、年始一発目が11兆5872億円、2発目が10兆6739億円、昨日が10兆3114億円、という具合に応札額が減ってきているという流れ。ちなみに12月18日の応札額は11兆3199億円でしたがそもそも発行予定額がこの回までは4.3兆円で1月発行分から4.7兆円と増えているので応札倍率的な観点で言えば実質的にはやはり1月になって応札の勢いが鈍化している格好ですね。
ま、年末は謎の短国大フィーバーがございましたのは拙駄文既報の通りではありますが、年末越えて一発目の時点では年末の勢いがまだあった感(償還が無いとは言え、12/18の入札以降新発の供給が無いんだからしゃあない)がありましたが、ここもとちょっと金利がじり高って感じになってきたのは中々味わいがある。
売参ちゃんを見ますと
https://market.jsda.or.jp/shijyo/saiken/baibai/baisanchi/index.html
(1/22引値)
国庫短期証券1336 2026/04/10 平均値単利 0.735
国庫短期証券1355 2026/04/13 平均値単利 0.735
国庫短期証券1300 2026/04/20 平均値単利 0.735
国庫短期証券1356 2026/04/20 平均値単利 0.735←直近までのカレント銘柄な既発3M
国庫短期証券1358 2026/04/27 平均値単利 0.730←新発3M
国庫短期証券1342 2026/05/11 平均値単利 0.705←既発6Mの成れの果て銘柄
国庫短期証券1307 2026/05/20 平均値単利 0.730←既発1Yの成れの果て銘柄(昨日3Mとか書いてましたねすいません)
(1/21引値)
国庫短期証券1336 2026/04/10 平均値単利 0.714
国庫短期証券1355 2026/04/13 平均値単利 0.714
国庫短期証券1300 2026/04/20 平均値単利 0.725
国庫短期証券1356 2026/04/20 平均値単利 0.725
国庫短期証券1358 2026/04/27 平均値単利 0.725
国庫短期証券1342 2026/05/11 平均値単利 0.704
国庫短期証券1307 2026/05/20 平均値単利 0.730
となっていますが、手前の銘柄軒並み0.735%なのに新発だけ0.730%はねえだろと思いますのでその辺は眉に唾をつけながら見るという感じですが、まあ0.73〜0.735の引けであれば入札の平均落札よりも甘めの水準ということですので、年末のあの栄耀栄華状態はどうなったのよとは思います次第。
あとは、さすがにそれを本気で気にしているひとはいないかもしれませんけれども、頭の片隅に3月利上げの可能性をちらつかせているので3M近辺のレートに若干なりとも情報圧力を掛けている可能性ってどうなのでしょうか、とも思ってしまいました。まあその辺は知らんけど、言えそうなこととして3月利上げのリスクがチラチラと浮かばない訳でもないモードなのかもねと解釈するとそれはそれでいと面白しという感じです。
〇決定会合ですな
まあどうせ政策変更なしなのですが、物価目標達成に向けた進捗についての評価や、為替円安によるアクチュアルな物価への影響をどうみるのかとか、あとは高田っちの利上げ提案(高田さんの「2%物価目標は達成」認識だと利上げ提案をしない方がロジカルじゃない、というゴイスーな話になると思うの)出るか出ないかとかですかね、知らんけど。
会見の方では「なぜ中銀総裁による声明に署名しなかったのか、でひと悶着お願いしますwwww
今朝は時間の都合上この辺で勘弁させていただきます
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