朝のドラめもん
2025/12/29
お題「ESPフォーキャストまで先の方の物価見通しを上方修正とな/総裁会見(その3)ツケの請求書な質疑応答を鑑賞」
今回の年末年始は円資産市場的には5連休になりますが実は9月のシルバーウィークが来年は5連休だし、5月のゴールデンウィークも5連休なので年末年始特有のイベントが発生する分を勘案すると全然暇じゃないという事実が存在するのですが、ナムナム。
まあ御用納めが金曜だったから今日明日の通勤電車は空いてる(むしろ昼の方が混んでそう)のではないかと勝手に愚考しますよってその通りなら5月や9月よりはマシですよね〜。
〇ESPフォーキャストという日銀最大の逃げ口上がついに重い腰を上げてきた件について
ESPフォーキャストに関しましては近年の日本の物価に関して典型的な後追い予想しかしてなくてまあヘタクソの極みにも程があってこんなポンコツ数値をリファーするなよ日銀は、とも思うのですが、日銀にとって大変都合の良い事にこのESPフォーキャストの物価見通しってやたらめったら低めに出てくるから、政策修正を先送りするときに使うのにも便利だし、日銀がアクチュアルの物価を近年散々外しまくる(当然過小評価)していることに関しても、その点をツッコまれるとこのESPフォーキャストを持ち出して「だって民間予想は日銀の予想よりも一段と弱いんだからシャーナイですね」と華麗に言い訳をする物体であって害毒しか垂れ流していないポンコツフォーキャストではありますが・・・・・・・
https://www.jcer.or.jp/esp-forecast-top/forecast
ESPフォーキャスト調査
でまあ直近では12月調査が出ていまして、こちらの一覧にある各月のところにあります奴で例えば『2025年12月調査結果概要』というのを見ますとPDFが出てくるんですよ。でもっていつもだったらリンクを貼るのですが、リンク先のアドレスがクッソ長すぎてちょっとURL入れにくいので、PDFの方は各自開けてみてちょんまげ方式となります。
でもってですね、こちらの直近3か月分の「調査結果概要」のなかにある「(日本の)消費者物価指数」ってのがあるのですが、そこを拝読しますと中々味わいが深いものが出ているのですよ、と申しますのは、その年度のところではなくて四半期展開(グラフになっています)を見ますと・・・・
(2025年12月調査より)
2025年4Q:予測値総平均=2.69%
2026年1Q:予測値総平均=1.89%
2026年2Q:予測値総平均=1.64%
2026年3Q:予測値総平均=1.78%
2026年4Q:予測値総平均=1.80%
2027年1Q:予測値総平均=2.06%
(2025年11月調査より)
2025年4Q:予測値総平均=2.55%
2026年1Q:予測値総平均=2.08%
2026年2Q:予測値総平均=1.63%
2026年3Q:予測値総平均=1.75%
2026年4Q:予測値総平均=1.79%
2027年1Q:予測値総平均=1.84%
(2025年10月調査より)
2025年4Q:予測値総平均=2.54%
2026年1Q:予測値総平均=2.12%
2026年2Q:予測値総平均=1.69%
2026年3Q:予測値総平均=1.81%
2026年4Q:予測値総平均=1.81%
2027年1Q:予測値総平均=1.80%
(2025年9月調査より)
2025年4Q:予測値総平均=2.51%
2026年1Q:予測値総平均=2.08%
2026年2Q:予測値総平均=1.68%
2026年3Q:予測値総平均=1.81%
2026年4Q:予測値総平均=1.80%
2027年1Q:予測値総平均=1.81%
こちらはだいたい月初の時点で調査をしていまして、確かにまあ11月の頭の段階では補正予算規模とか来年度の話とか言われてもシランガナというのはあったというのもございますけれども、さっきのURL先から過去のをポチポチとしてみれば分かりますけど、今年って予想期間の後ろの方では「1.8%程度で物価は推移していくことになるでしょう」という見立てになっていた(1.7%台後半から1.8%位で推移しています)のですが、今回12月調査において2027年度1Qという「2026年度のケツ」の所での見通しが遂に2%超えとなっておりまして、この後追いばっかりで最近では常に見通しを下に外し続けているという見事な遅行指標と言っても差し支えない(かどうかは知らんが)ESPフォーキャストの物価見通しが重い腰をやっと上げて物価見通しを上げて「来年度の終わりには2%達成」の数字を出してきた訳でして、後追い指標ですらこの見通しを出している、ということは最早マジのマジで上振れを懸念しないといけない時間帯に入ってきた、すなわち日銀がのうのうとしたペースで利上げするのを為替市場のみならず本命の物価指標も許さんということになるリスクが実はかなり高まっている、と言えるのではないでしょうか。
などと勝手に言えるのではないでしょうかとか申しておりますが、まあ実際どうなのというのは知らんとしか申し上げようがないものの、本日出る予定(でしたよね)の12月会合主な意見、でどのような物価に対する認識と、それに連動した形での政策の話が出ているのかを注目したいですね!!!!!!
〇しつこく総裁記者会見の続きですが(その3):とにもかくにも説明がグダグダで悲しい件について
https://www.boj.or.jp/about/press/kaiken_2025/kk251222a.pdf
総裁記者会見
――2025年12月19日(金)午後3時30分から約70分
今回の経団連年末講演って金融政策に関する話がろくすっぽ無くて見事なまでに展望レポートというか直近の声明文棒読み、という恐ろしいものになっていた訳ですが、もしかしてこの総裁会見があまりにもグダグダだったので金融政策に関するロジックの話を敢えてスルーしたんじゃないかという気が後付けではしてくるくらいに悲しい会見だったので、中立金利云々以外の話の部分を拾っておきましょう企画です。
・そもそも現状の経済アセスメントでなぜ政策変更を行ったかの説明がオワットル
冒頭の幹事社質問の後半は先般ネタにしたように中立金利ですが、前半は非常に順当な直球の質問に
なっていまして、当然のように想定問答がある筈の質問が来ているのですな。
『(問)本日、追加利上げを決めた理由について詳しくご説明をお願い致します。判断材料とされた賃上げの見通しに加え、不透明感が低下したとされる米国の関税政策、米国経済の足元での評価について教えてください。(後半割愛)』
回答がクソ長い。初手の質問だから全部説明したいんだろうけどどうせ後からも質問来るんだからもっと簡単に回答しろ(だからいつも時間が無駄に押すんだよ)。
『(答)まず最初の利上げの背景ですけれども、前回の 10 月の決定会合では、アメリカをはじめ、海外経済を巡る不確実性がなお高い状況にあったことに加えまして、わが国企業の積極的な賃金設定行動が途切れることがないかどうかを見極める、そういう観点から、来年の春季労使交渉に向けた初動のモメンタムがしっかりしているかどうかを確認したいというふうに考え、政策金利を据え置きました。』
でまあそれはそれで良いんですけど、じゃあ10月会合の会見の時の説明は何であんなにハトハトチキン風味だったのかという話でして、いや確かに後半になってから「初動のモメンタム」の話をせっせとしてたので本人もやらかしたという自覚が途中であったのかもしれませんが。
さてここで10月会合後の記者会見を再確認しておきましょう
https://www.boj.or.jp/about/press/kaiken_2025/kk251031a.pdf
総裁記者会見
――2025年10月30日(木)午後3時30分から約60分
『(答)まず最初のご質問からですが、今回の展望レポートにおける経済・物価見通しですが、いずれも前回展望レポートから大きく変わっておらず、中心的な見通しが実現する確度は少しずつ高まってきていると判断しています。そのうえで、まず米国経済の動向ですが、関税による企業収益の悪化を通じた雇用・所得形成への影響や、関税コストの価格転嫁を通じた個人消費への影響などが、今後、次第に明らかになると考えられます。もっとも、こうした点は、当面はっきりしない可能性があるため、逐次入手する情報に基づき、経済全体の姿を予想しながら判断していくことになると思います。次に関税政策がわが国経済に与える影響についてですが、これに関しては、関税政策による収益下押し圧力が作用するもとでも、企業の積極的な賃金設定行動が途切れることがないかどうか、もう少し確認したいと考えています。』
『わが国の消費者物価ですが、これまでのところ、食料品価格上昇の影響が減衰していく一方、基調的な物価上昇率が緩やかに上昇するという中心的な見通しに沿って推移しており、現状はビハインド・ザ・カーブに陥る懸念が高まっているとは認識していません。引き続き、基調的な物価の動きに加え、食料品価格の上昇が長期化し、物価全般の上振れ・下振れにつながるリスクが顕現化することがないかどうか、といった点を点検していきます。』(以上の引用部分は直上URL先の10月31日の決定会合後の総裁記者会見より引用)
ってあって、この幹事社質問の回答が出た瞬間から円安祭りになっていた訳ですけれども、「当面はっきりしない可能性があるため」「もう少し確認したいと考えています」「ビハインド・ザ・カーブに陥る懸念が高まっているとは認識していません」って言い放っておいて1か月半後にジャガーチェンジをしている訳ですわな。
まあその間に左門豊作や花形満もタジタジとなる勢いで日銀が予告ホームランを予告しまくったので、政策変更自体はノーサプライズで済んだわけですが、よく考えてみたら10月の末の時点でこう言っていたのに12月の頭には全力で予告ホームランイベントを発生させるっていうのはあまりにもドイヒーではないでしょうか、というお話になる訳ですよね。
でまあ今回の会見の方に戻りますと、
『その後の動向をみますと、まずアメリカ経済については、関税コストの販売価格への転嫁が引き続き緩やかなものにとどまる中で、個人消費が堅調に推移しています。それから、AI関連需要の拡大を背景に、設備投資も増加を続けています。こうした点を踏まえて労働市場の動向などなお留意すべき点は少なくないわけですが、経済全体の下振れリスクはひと頃より低下していると考えられました。』
って話だがそんなに度肝を抜くような経済指標出てましたっけ???
『次に、関税政策のわが国経済への影響については、製造業を中心に収益に下押し圧力がかかってはいますが、設備投資や雇用・賃金動向を含め、経済全体に波及している様子は窺われないとみています。』
「当面はっきりしない可能性があるため」「もう少し確認したいと考えています」とは何だったのか。
『こうした中、今週ですね、発表されました短観をみますと、企業収益についても製造業を含め、今年度の収益計画が
3 か月前の計画から小幅ですが上方修正となるなど、先行きの不透明感は次第に薄れてきています。』
短観で判断できるんだったら10月の会見冒頭での「先行きの判断にはなお慎重」としか読めない説明は何だったのかという話な訳ですよ。
結局ですね、政策決定ってのは「政策金利を動かすか動かさないか」のデジタルなものになってしまうのに対しまして、本来はそこに至るまでの情勢判断ってのはデジタルではなくてアナログに徐々にグラデーションの変化を経ながら判断が変わっていくものなのですが、日銀の場合はこれ今に始まったことではないのですが、決定した(あるいはしようとしている)政策内容に対して整合的な説明を「その場限りで」行ってしまうから、説明がデジタルに飛ぶ、すなわち情勢判断その他の本来アナログに動いている筈のものが盛大にデジタルにギャップを生じて動くっていう見え方になってしまっているのが日銀の伝統芸能なのですが、今回の会見ではこの伝統芸能に関しての記者の皆様からのイヤミタラタラな質問が見ものでした。
でもってまだ植田さんの説明は続くのですが、
『このように米国経済や関税政策の影響を巡る不確実性は引き続き残ってはいますが、低下しています。そのうえで先ほど申し上げた通り、この間明らかとなってきました労使の来年春闘に向けた対応方針や、私どもの本支店を通じたヒアリング情報等を踏まえますと、来年は今年に続き、しっかりとした賃上げが実施される可能性が高いと考えられます。』
賃金の件は後の方で素敵な質問が有ったので後程。
『消費者物価の基調的な上昇率について緩やかな上昇が続いていることと合わせて考えると、今後とも賃金と物価がともに緩やかに上昇するメカニズムが維持される可能性が高く、私どもの経済・物価の中心的な見通しが実現する確度は高まっていると判断しました。』
いや前回と何が違うのよ・・・・(なお声明文の文言では消費者物価の部分の定性的な記述が結構大きめに上方修正されているのは声明文をネタにした時にご紹介した通りです)
『こうした経済・物価情勢を踏まえ、今日の会合では 2%の物価安定目標の持続的・安定的実現という観点から、これまでお示ししていました金融政策運営方針に沿って、政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整することが適切であると判断したところです。(後半割愛)』
という説明をしていますが・・・・・・・・
・ツケの請求書シリーズ:好循環の確認
まあ要は賃金が基準なら来年の年末まで再調整できませんねえ、というイヤミタラタラな質問ですが、これは質疑応答の最後の方ですね。
『(問)今回の利上げは、今年 1 月の利上げ以来 11 か月、約 1 年ぶりの利上げになったと思います。前回の利上げのときも、しっかりとした賃上げを実施するといった声が聞かれるというようなお話をされてまして、今回も、しっかりとした賃上げが実施される可能性が高いというようなことを理由に挙げられていたと思います。』
そうですねーーーーーー(・∀・)ニヤニヤ
『ただ、春闘のこういう賃上げを確認することでここ 2 回の利上げを判断されたってなると、次、利上げするときも、また春闘というものに依存するというか、そこの判断がないとできなくなってしまうんじゃないかなと少し思ったんですが、』
この質問している人、質問者本人に聞かないと実際のところは分からないですけれども、まあリアタイ視聴してて(音声だけですけど)感じたニュアンスとしては、この質問者はこの点をピュアに聞いている訳ではなくて、意地悪で質問しているんだろうなあと感じました、いいぞもっとやれwww
『今後も賃金と物価が緩やかに上昇していくメカニズム、これを確認するのにはどういうところを確認して判断ができると考えていらっしゃるのか、教えてください。』
なぜ意地悪かと言えば締め文言がこうなっているからでして、この2回の利上げは賃金ガーって言ってたけど今後はどうなるんだというお話をしております。
・・・・この点ですけれども、ここで「2023年10月展望レポートのハイライト」を見てみましょう。
https://www.boj.or.jp/mopo/outlook/highlight/ten202310.htm
展望レポート・ハイライト(2023年10月)
経済・物価情勢の展望
ここに『物価のトレンドは2%目標に向けて徐々に高まるが、賃金と物価の好循環が必要』ってのがあって、なんと好循環らしきものが6回転すると2%に達する、という恐ろしい図が出ていて、この時のハイライトに関しては2023年11月16日の駄文でナメトンノカという駄文を書いたんですけれども(このちょっと前辺りからハイライトのポンチ絵が酷いことになっている)その時このグルグル6回転コイル巻のポンチ絵に対して、
「でまあこのイラストもひどくて、「賃金と物価の好循環」とやらと思しき螺旋巻きのぐるぐるがなんか知らんけど6つもあって、お前ら好循環6回回らないと物価行かないのかよという図になっておるわけでして、そうなるとこのイラストの意味するのは「あと6年くらい経たないと2%に行きませんよ」にしか見えないんですけどもうアホかと馬鹿かと。
過去のイラストはまあ微妙な絵柄ですけどちゃんと「方向性」を示してたので、前回のがなんじゃこりゃでしたけど今回って前回に輪をかけてひどくて、いやお前らこれ誰に向けて出してるんだよという話で、一般向けにしては言いたいことがわけわからんわけで、何のためにイラスト説明作ったのかと小一時間問い詰めたい、というかこれ絵師が途中で変わったんじゃないかと思う位に過去との整合性が取れていないんですががががが。」
(この「」内は2023年11月16日の拙駄文を再掲しています)
・・・・・って物件を日銀は過去に出していまして、この質問をした記者さんにおかれましても、過去の日銀が散々「好循環が必要」という話をしていたのを引き合いにして、「じゃあ今後も1年に1回ですか大丈夫ですかあんたら」という逆ねじ質問をしているのではないかと思いました。
でまあ当然「1年後まで判断できない」などと口走った日には為替が170円にぶっ飛んでしまいますのでそんなことは言えずに、
『(答)賃金と物価が相互に影響しあって少しずつ上昇していくという基調的物価の上昇の根本のところをみるには、やっぱり賃金が一つの大きなポイントになるということで、たまたま、たまたまといいますか、この
2 回の利上げは、賃金のところに焦点が当たったということでありますが、賃金の上昇が物価にどう波及するかというところは当然大きなポイントでありますし、』
なんだよこの進次郎話法。
『そこは非常に難しくて、物価の動きが、これも申し上げてますように、基調的な物価の動きと一時的な動き、両方からきてますので、基調的な物価の動きはどうなのかというところをまず識別しないといけないわけですが、それができたうえでどう動いてるかということをみて、政策の判断をするということは、当然十分あり得るということだと思います。』
まるで説明になっていないのだが、とりあえず「来年の12月まで利上げ判断ができないということではない」というのを言いたいのだけは分かったがもう説明がグダグダでして、これは過去に上述のように「賃金と物価の好循環が必要」と必要条件のように威勢よく説明してしまっているツケが回ってきている訳ですな。南無三。
・ツケの請求書シリーズ:第一の力第二の力
この質問も良かったです、やっぱり最後の方ですが、
『(問)1 年以上前の用語で恐縮なんですけれども、かつて物価上昇の圧力について「第一の力」と「第二の力」という概念を提示されてご説明された時期がございました。』
リアタイで聞いた瞬間に茶を吹いたわ(いいぞもっとやれ)
『足元の為替状況を考えると、いわゆる「第一の力」が再び戻ってきたということになりますが、この「第一の力」が戻ったこのような状況は物価上昇率
2%に収束することを目指されるうえでポジティブなのかネガティブなのか、総裁のお考えをご教示願います。』
これも半分以上イヤミで聞いてるだろと思う訳ですが、変な概念こねくり回すなよというご教訓ですね。
『(答)「第一の力」と「第二の力」の関係は微妙なところでして、「第一の力」の多くは一時的な要因ですので、時間が経てば消えていってしまうものですけれども、これが何らかの要因で、例えば期待物価上昇率に影響を与えるとか、それを通してのケースもありますが、賃金上昇率に影響を与えるというようなメカニズムを通じて「第二の力」に波及するということは十分あり得るかと思います。ということにとどめさせて頂きます。』
つまり回答不能とwwwwwwまあ元々がヘナチョコ概念でしたからね。
・ツケの請求書シリーズ:ビハインドの懸念
前回まで「ビハインドの懸念はない」位の勢いで説明していましたが・・・・・・
『(問)ビハインド・ザ・カーブに陥るリスクは総裁は小さいとみてらっしゃるとは思うんですけれども、今後の利上げもですね、これまでのようなペースで急がず、徐々に進めていくというおつもりでいらっしゃるのかどうか、その点をお願い致します。』
わざと聞いてるだろ笑。ちなみにこれが最後の質問でしたw
『(答)文字通りのペースについては、今後のデータ、経済情勢で判断していくということでありますが、やり方としてはおっしゃった言葉を用いて表現させて頂ければビハインドにならないように、つまりインフレ率がスムーズに目標に着地するように適切に政策判断をしていくということでございます。』
そもそもインフレ率が着地していないんですがwwwwwww
まあ何ですな、アクチュアルの物価に関しては目先政府のナンタラ補助金とかが出てその押し下げ効果がそこそこ大きいということになっているのですが、いち第二種兼業主夫として生活実感の物価を見ますと価格設定する方がもはや調子に乗って値上げしてるだろうくらいの勢いになっていまして、これ目先の物価に関してだってそんなに日銀やポンコツ何とかストの想定するようなパスになるのかってのは何の根拠もないけど大丈夫かってのがある訳でして、来年頭とかの物価推移が下がらんかったらどうするんだとは思いましたが、一応金曜日に出ていた都区部CPIは事前の何とかスト予想よりは弱かったみたいですよね、なんか(スポ末というのもあるので)ワシはワチャワチャしててイマイチ見れてませんけど、まあ1−3月期のアクチュアルの物価動向は自分としては気にしていたりはします。とフラグを立てて置いたら物価は思いのほか伸び悩むかもしれませんけどwwwwwww
という事で今朝はこの辺で勘弁していただきとう存じます。今日はなんせトム末ですからねーーーーー
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