朝のドラめもん

2025/11/05

お題「メローニへの道は険しいかな/総裁定例記者会見は12月利上げ排除していないと思いますけどね」

ほほう
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-11-04/T57FKYGOT0JM00
ビットコインが10万ドル割れ、6月以来の安値−最高値から20%超下落
Sidhartha Shukla
2025年11月4日 23:04 JST 更新日時 2025年11月5日 4:18 JST

〇メローニへの道は険しいですかねえ・・・・・(城内さん発言とか)

うーんこの
https://jp.reuters.com/economy/bank-of-japan/5FRQETWHH5JLXHP4K4LQIAW3DU-2025-11-04/
日銀には成長と物価の両立に向けた政策期待=城内経済財政相
竹本能文
2025年11月4日午前 11:47 GMT+9

『[東京 4日 ロイター] - 城内実・経済財政担当相は4日の閣議後会見で、日銀に対して経済成長と物価の安定の両立を期待すると述べた。』(上記URL先より)

・・・・・・物価の安定のためには成長の過熱を抑制する必要もあるのですが、そういう政策はするなと仰せのようでして、ああこりゃアカンというか、高圧経済教とかいう既に米国でそれによるインフレの上昇が大問題になったという失敗例が目の前にあるというのに相変わらずその邪教を信じて高圧経済音頭を踊っている馬鹿信者なのではないかという香りしかしない発言ですし、まあ昨日ネタにしたように毎回金融政策決定会合に出席するとか圧力かける気満々な姿勢は見せているしで、結局は高圧経済大爆発トラスコースの方が蓋然性が高そう、と甚だ遺憾の思いを新たにしている今日この頃。まあ爆発するならさっさと爆発してもろて頂いて、とは思うの
ですけれども・・・・・


でまあ昨日はこんなのがありましたが
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/nipponseichosenryaku/index.html
日本成長戦略本部/日本成長戦略会議

まあこれ自体は
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/nipponseichosenryaku/pdf/honbu.pdf
日本成長戦略本部の設置について

『2.本部の構成は、次のとおりとする。ただし、本部長は、必要があると認めるときは、関係者の出席を求めることができる。

本部長 内閣総理大臣
副本部長 内閣官房長官 
      日本成長戦略担当大臣
本部員 他の全ての国務大臣』

ということなので閣議とは別個の閣僚会議みたいな奴で、

『附 則

1.この規程は、閣議決定の日から実施する。

2.新しい資本主義実現本部の設置について(令和3年 10 月 15 日閣議決定)は、廃止する。ただし、廃止前の新しい資本主義実現本部が検討した事項等については、本部に引き継がれるものとする。』

看板付け替えではあるのですが、第1回ってのが早速行われて、
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/nipponseichosenryaku/honbu/dai1/kentoujikou_set.pdf
成長戦略の検討課題

『1.「危機管理投資」・「「成長投資」による強い経済の実現

◆ 「危機管理投資」・「「成長投資」の戦略分野における、大胆な投資促進、国際展開支援、人材育成、産学連携、国際標準化といった多角的な観点からの総合支援。

◆ AI・半導体、造船、量子、バイオ、航空・宇宙など、戦略分野毎の取りまとめ担当大臣が、業所管大臣や需要側大臣等と協力して、官民投資の促進策を策定。日本成長戦略担当大臣が全体を取りまとめ。』

うーんこのという感じで、結局産業政策かよという感じですし、官民投資の促進策ってなんちゅうか官は基盤整備の方を行って頂きたいんですけど結局予算使って派手なことをやりたいです金は将来の成長投資なんだから国債発行してOKOKってなりそうな雰囲気を感じたのは気のせいでしょうか。

しかしまあ何ですな、『2.分野横断的課題への対応 』の方ですが、

『◆ 新技術立国・勝ち筋となる産業分野の国際競争力強化に資する戦略的支援。』

とか勝ち筋となる産業分野なんぞが初手から分かれば苦労はせんわと思いますし、

『◆ 金融を通じ、日本経済と地方経済の潜在力を解き放つための戦略の策定。』

とか何を言いたいのかよくわからんというか、金融でなんで経済の潜在力を解き放てるのかさっぱり意味が分からなくて、特にこの金融のところはお前は何言ってるんだという感じで筋悪施策が出てきそうな悪寒しかしません杞憂民ですすいませんすいません。

・・・・・ということで昨日は高市さんメローニへの形態進化を遂げてくれる期待を込めたんですけど、多少うーんと唸ってしまうのでありますが、まあいずれにしましても今回の補正予算編成の所で色々なスタンスなりなんなりが見えてくるんジャマイカとおもいます、というのは同じでありまする。


〇植田総裁会見である

展望レポートのお話は後回しで総裁会見
https://www.boj.or.jp/about/press/kaiken_2025/kk251031a.pdf
総裁記者会見
――2025年10月30日(木)午後3時30分から約60分

・せっかく「確度が高まっている」という発言をしているのにビハインドの回答で台無しにするスタイル

いやマジで困ったもんだよこのチキンさんと思う訳ですけれども、最初の幹事社質問での説明がですね・・・・・

『(問)二問質問させて頂きます。まず第一問目です。総裁はこれまで経済・物価情勢で三つの点検ポイントを挙げられてきました。米国を始めとする世界経済の動向、関税政策が企業収益や賃金などに与える影響、食料品価格を含む物価動向ですが、』

さいですな。

『今回の金融政策決定会合では判断に際し、それぞれについてどのような部分に不確実性が残っており、利上げ可能な環境か否かを見極めるうえで、今後どの程度の時間を要するとお考えでしょうか。』

って来てからの、

『この際、物価上昇が続く中、ビハインド・ザ・カーブに陥る懸念はないかも併せてお伺い致します。(後半割愛)』

というのがあった訳ですが、この回答がですね、

『(答)まず最初のご質問からですが、今回の展望レポートにおける経済・物価見通しですが、いずれも前回展望レポートから大きく変わっておらず、中心的な見通しが実現する確度は少しずつ高まってきていると判断しています。』

ってことで「確度が高まってきている」という説明をしている訳ですよ。本来ならここで「利上げが徐々に近づいている」という話をしても然るべきだとは思うのですが、そういう話はしないで後の方で台無しにしていくんですがその前に各ポイントの説明がおっぱじまります。

『そのうえで、まず米国経済の動向ですが、関税による企業収益の悪化を通じた雇用・所得形成への影響や、関税コストの価格転嫁を通じた個人消費への影響などが、今後、次第に明らかになると考えられます。』

これね、植田さんご自身がハトハトチキンだからこういう説明になってるんだろうなあと思うのですが、この説明だと「ここから悪くなるはずです!」って言ってるようにしか見えないし聞いた時もそうとしか聞こえない説明になるわけですよ。というのはですね、

『もっとも、こうした点は、当面はっきりしない可能性があるため、逐次入手する情報に基づき、経済全体の姿を予想しながら判断していくことになると思います。』

って言ってますけれども、米国関税政策の米国内への影響に関しては「これから出てくるので」という発現が遅れている、という事に加えて、現状では思ったほど悪くない(貿易相手国が結局関税の一部を負担する形になっていることも含め)という面もあるのですが、そっちの評価の発言が無い訳ですよ。もちろん展望レポートの方ではその辺りの話もあるんですけどね。

でまあこういう「これから悪影響が出るに違いない」って一面だけで説明しているというのが。もう「利上げするのコワイデチュー」ってチキンさんモードだなってのが分かりやすい所ではあるのですな、残念無念。

さてその続き。

『次に関税政策がわが国経済に与える影響についてですが、これに関しては、関税政策による収益下押し圧力が作用するもとでも、企業の積極的な賃金設定行動が途切れることがないかどうか、もう少し確認したいと考えています。』

もう少し確認なら12月短観では確認が完了しそうですがさてどうなるやら。

『今後は 15%の関税率を前提とした収益計画のもとで、来年の春季労使交渉に向けた労使の対応方針が明らかになってくるほか、本支店を通じたヒアリング情報も随時蓄積されていきます。』

というこの説明に関してですが、来年度の賃金設定行動(計画)などに関する話って別に来年の支店長会議に入らないと出てこないわけではなくて、その前から色々と出てくる、ということをこの説明は示唆しているんですよ。「随時蓄積されていきます」なので。

『これらを用いて、企業の賃金設定スタンスや具体的な賃金の動向を分析し、賃金と物価がともに緩やかに上昇していくメカニズムが維持されていくかどうか、確認していきたいと考えています。』

なのでこの説明でも12月に「点検した結果2%物価安定目標達成の確信度がさらに高まったので緩和度合いの調整を行う」ということで利上げすることは十分に可能な説明をしているんですよね。

でもってアクチュアルなCPIに関してですが・・・・・

『わが国の消費者物価ですが、これまでのところ、食料品価格上昇の影響が減衰していく一方、基調的な物価上昇率が緩やかに上昇するという中心的な見通しに沿って推移しており、現状はビハインド・ザ・カーブに陥る懸念が高まっているとは認識していません。』

まあ足元でビハインドだと思ったら慌てて利上げしないといけないのですから「現状はビハインドじゃない」というのは良いんですけど、

『引き続き、基調的な物価の動きに加え、食料品価格の上昇が長期化し、物価全般の上振れ・下振れにつながるリスクが顕現化することがないかどうか、といった点を点検していきます。』

ということで、物価の状況の点検の話の中にビハインド云々の回答を入れてしまったのが悪くて、物価の状況に関しては物価で話をして、ビハインド云々は別途回答すべき話だったし、ビハインド云々に関しては「現状ではビハインドとは考えていないが、そうならないように毎回の会合できちんと点検します」って言えばいいのに、物価上振れ下振れリスクの点検の話だけしてビハインドの点検っていうのを言わないで、

『日本銀行としては、今申し上げた点を中心に、これまでと同様、経済・物価の中心的な見通しの確度やリスクを確認しながら、毎回の決定会合において適切に政策を判断していきます。利上げの是非やタイミングについては現時点で予断を持っていません。(後半割愛)』

とこの部分の回答を締めたもんですから、そりゃ「ビハインドになっていない」の部分がヘッドラインになる罠ということで、このビハインドじゃないですよ発言の所でドル円って40銭くらいは円安に飛んでいた訳でして、あーあやっちまいやがったよという感じでした。

まあこの説明、粒粒を良く見れば別に早期の政策調整を排除した説明ではないのですが、「米国経済の悪影響がこれから出てくる」「ビハインドじゃない」ってのが思いっきり悪目立ちしてしまう形になっていまして、まあハトハトチキンモードをだいぶ見慣れてきた市場の皆様におかれましても、この2点の部分がハトハトチキン音頭登場って感じで反応しちゃうし、この部分が植田さんの本音でしょって読み取ってしまう程度にはパブロフの犬ちゃんになっておりますので、そりゃまあ円安に飛ぶ罠と会見の初期から思うのでありました。


・もうちょっとまともな答えは無かったのか

次の質疑応答の頭の部分で会見を聞く気を一気に無くしてしまった俺ガイル。

『(問)二問お伺いします。幹事社の質問と若干重なる部分がありますけども、関税政策の国内の影響を見極めるうえで、来年の春闘が重要になるということがありました。現時点でのデータ、見通しのままで進んだ場合に、賃上げがどのような結果になるというふうに現時点でみているかを教えてください。また、特に注目している業界や業種などがあれば併せてお願いします。(後半割愛)』

『(答)来春闘の予想を今申し上げるには材料が不足していると思いますけれども、取りあえず、今年の春闘の結果±αくらいであると予想しているという程度にとどめさせて頂きたいと思います。』

>今年の春闘の結果±αくらいであると予想している

お前は何を言ってるんだと思いました。

なおこの先ですが、

『ただ、セクター的にということで申し上げれば、関税の影響で収益に特に下押しの影響が既に出ています製造業、更にその中でも自動車関係というところは注意深くみていきたいなと思っています。(後半割愛)』

だそうですが、この質疑応答の最初の部分も「来春闘の予想を今申し上げるには材料が不足していると思いますけれども」という説明の仕方がやっぱりハトハトっぽく読まれてしまう訳でして、「来春闘の動向についてはこれから随時蓄積されていく情報で判断していくことになります」っていう感じで、さっき出てきた「随時蓄積」という良いワードがあるんだからそれを使えばもうちょっと「賃金動向の点検は徐々に進んで行きます感」が出せると思うのですが、まあそういう感じの発言をしないのは植田さんの根がハトハトチキンだからつい本音が出てしまう、って事なんだとは思うのですが(個人の偏見です)、もうちょっとこう発言に含みというか何というかが欲しいですし、大体からして政策委員の総意と違くね(すくなくとも9月会合の説明はその後に出てきた主な意見対比で全然ニュアンスが違っていたわけですしおすし)って話でもあったりするんですよね。困ったもんです。


・確度が高まったという説明の再確認

今の質問の後半ですが、

『(問)(前半割愛)先ほど、利上げに向けて確度が少しずつ高まっているというお話がありましたけども、前回 9 月会合と比べてどういった点からですね、確度が上がっているというふうにお考えかというところをお願いします。あと、利上げまでの距離としてはどれぐらい残っているというふうにお考えでしょうか。』

でもってこの回答ですが、

『(答)(前半割愛)それから、見通しの確度が上がったという点の根拠というご質問だったと思いますが、これは抽象的な言い方になりますが、概ねこれまで、例えば 7 月に置いた見通しがまずあって、その後 3 か月間入ってきたデータを利用して見通しをまた置いてみたらほぼ同じ姿になったということで、これまでの見通しの確度が上がったというふうに判断したということでございます。』

うーんこの蒟蒻問答という感じですが、別の角度から質問されて見ると・・・・・・


・なんかこれ植田さんだけ見通しの確度が上がっていないのではないか疑惑ががががが

こんな質問がありました。

『(問)私からも二つお願い致します。今回の決定会合で前回 9 月と同じく二人の委員から利上げ提案があり、七人が反対されるということになりました。前回 9 月と比べてですね、総裁含むボードメンバーの中でお二人の主張、9 月と同じような主張かと思うんですけれども、理解が広がりつつあるのかどうかという点について教えてください。(後半割愛)』

というのがあってですね、

『(答)反対された二人と、その他の方々の意見の距離というご質問だと思うんですが、詳しいことは議事要旨か主な意見ですか、これをご覧頂けたらと思いますが、平均的に申し上げて、最初にも申し上げましたように、私どもの見通しの確度は少し上昇したというのがわれわれの認識というところだと思います。ただ、緩和度合いの調整を行うまでにもう少しデータ等の確認をしたいというところであるかと思います。(後半割愛)』

って回答になっていて、「もうちょっとだけデータ確認したい」という説明になっているのですよね。

とは言いましても、この「データの確認をしたい」に植田さんの場合はゴテゴテとデコレーションをしていくので、結局ハトハトチキンっぽい説明になってしまう訳ですが、他の委員の中心的な考えと植田さん個人の考えに解離が出ているようにしか思えませんな、まあ主な意見を見てみたいですね。


・ビハインドに関する説明が再度来たわけですが

さっきの質問の2番目は植田さんが質問の確認を行ったのでそこから先を引用しますね。

『(問)二番目がちょっと関連するんですけれども、ビハインド・ザ・カーブに陥るリスクは今のところ大きくないということで、次の利上げは急ぐ必要がない、ゆっくり判断できるというご認識でよろしいでしょうか。』

『(答)ビハインド・ザ・カーブに陥るリスクがある、それに近いことをおっしゃってたのは反対された一人の委員でございますが、これも主な意見で詳しくご覧頂きたいと思いますが、強くそういうことを主張される意見があったというわけではございません。』

うーんこの。何で一々否定するのかねそっちの方面の話になると。

『ただ、見通しの確度が上がってきている中で、もう少しデータ等の確認をしたうえでどうなるかということは、予断を持たずにデータをみていきたいというところでございます。』

もうちょっとこう「ビハインドになるのはよろしくないのでその点は常に点検している」位の説明をすれば腰の引けた感じがしなくなると思うのですが、会見始まって割と早い時間帯で上記のような質問が飛んでくる、という時点でこの時の植田さんの会見が「ああ毎度おなじみハトハトチキン音頭だわ」という認識が会見場の方でも共有されている、ということになっている訳で、でまあそれに沿ってベンダーのヘッドラインとかも打たれてしまうわけですから、そりゃまあ円安が進む罠としか言いようが無いわけですよ。


・「初動のモメンタム」

でまあ質疑応答色々とあったのですが結局のところ賃金が一番重要ポイントになる訳でして、その点についての質問があった時にこの言葉が飛び出したんですよね、初出はこの部分。(ちなみに10ページ目からのところになります)

『(問)総裁、先ほどからですね、見通しの実現の確度は上昇したんだけれども、緩和の度合いの調整を行うまでは、もう少しデータを確認したいと。特に春闘に向けてのですね、労使の交渉姿勢についてデータを確認したいんだというお話をされてますが、』

これは綺麗にまとまっていて大変に結構結構。

『春闘に関しては、先日連合が 5%以上の賃上げを求める基本構想を発表しました。現在は経営側がですね、方針を検討しているというような状況だと思いますが、12月のですね、次回の会合までに、この利上げの是非を判断できるほどですね、そうしたデータがある程度揃うという可能性があるのかどうか、その辺のお考えを伺えますでしょうか。

関連して、12 月は国の予算編成の時期でもあり、なかなか政策変更を行うのが難しいのではないかという説を唱える人もいますが、これについて総裁はどのようにお考えでしょうか。』

これに対する回答ですが、

『(答)春闘に関する動きについて、12 月までにどうか、情報はどれくらい集まるかというご質問ですが、本当に最終の春闘の妥結の賃金上昇率がどれくらいになるか、ということについて、きちんとした姿を知るまで待ちたいということではなくて、取りあえず私が申し上げているのは、初動のモメンタムがどういう感じになるかというところをもう少し情報を集めたいということでございます。』

キタコレという感じですが、この後賃金動向に関する「初動」って言葉がF5検索すると3回(なので全部で4回)出てきまして、質疑応答の最後の方ではこの「初動のモメンタム」がバズワード化している印象がありました。

でもって最初の方にあってアタクシが引用しました「本支店を通じたヒアリング情報も随時蓄積されていきます」という部分を合わせて考えますと、ごくごく普通に12月の段階でも「初動のモメンタム」は確認できるでしょうし、さらに1月会合の時期になれば初動どころか最早序盤戦もたけなわという感じになる訳でして、この言い方であれば遅くて1月くらいの勢いにしか読めないんですよね。

ただまあその前のハトハトチキン音頭が邪魔をして中々こっちが伝わらないとか、そもそも高市政権が(直近の城内大臣の発言に見られるように)利上げにブースカ言い出しそうとか、まあその手の見方も加わって結局そんなに12月利上げじゃあともならん、というお話ではありますわな。

『それから、予算編成と政策ということでございますが、これは、予算編成の途中であっても、どういう政策が決まりそうか、あるいは決まりつつあるか、ということを見通しに織り込みつつ、政策を場合によっては変更するということは十分可能だと思っております。』

まあこれは原則論の話をしただけではありますが、これもまた12月利上げを否定しなかったということになるわけですな、うんうん。

というあたりで今朝は時間の関係でこの辺で勘弁していただきとう存じますが、その他補足ありましたら明日にでも。


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