相場見通しのつもりだが・・・たぶん後講釈(2025年10月〜2025年12月)
こちらはあまり当らない相場見通しやら相場後講釈やらを書いております。短期がクソ動かなくなって出稼ぎに出ていたりしていたのでしばらくは色々な相場ネタ書いてましたが、最近は短期が色々とネタが多いので短期ネタが多くなっているかな〜。ただまあ板に張り付いている訳ではないのでピンボケになる場合があるのと、そもそも短期って相対の世界で取引実態が闇鍋だったりするので書き物にするのも色々と配慮をしないといけないのでその辺はご理解いただきたく存じます。
PCを最近型のにしましてログの整理もサクサクできるようになったので徐々に追いついていきます。直近分を追加しながら徐々に遡及していきますね(滝汗)
過去の後講釈ページへのリンクページはこちらです
2025年度下期後半見出し一覧
2025/10/29「特会6Mのレートは先週分がやや上昇落ち着いたが12月利上げ警戒のままですな/オペ結果の表示がタイムリーに出なくなってるのは改悪だと思うんですけどねえ」
2025/10/27「3M新発は結局1月足との階段付かずに入札が0.4945/0.5016から引けは0.475でした」
2025/10/24「1月会合越えの3M新発は既発カレント0.480%に対してWIが0.525%ですが果たしてどうなるか」
2025/10/22「高市政権発足で利上げ後ろ倒し思惑で中短期強い中で3M短国の値付けは甘くなる(0.440→0.475)という異彩を」
2025/10/20「短国3M入札は0.45〜0.46入札後に0.44なのに交付税6Mは12月利上げを100%以上織り込むレートという温度差・・・・」
2025/10/15「公明党連離脱で高市トレードの巻き戻し・・・ではなく米中摩擦モードで巻き戻しが発生した模様」
2025/10/14「3M入札は相変わらずの0.50%割れとなり(0.49台)引値は3M周り軒並み0.45%に金利低下」
2025/10/10「6M短国入札は来年頭の利上げはそれなりに織り込んでいるイメージのレートですかね(0.5933/0.6034)」
2025/10/09「ドル円は152円台後半で債券は短い方が売られるが円安利上げなのか5年国準備なのかは謎」
2025/10/08「30年国債入札は散々調整して無事に通過/早速ドル円が151円にドル高円安キタコレ」
2025/10/07「高市自民党総裁の債券市場の初期反応だが超長期金利上昇はさておき5年辺りが何で買いになるのよ」
2025/10/29
〇交付税特会借入6Mのレート推移を見ながら利上げ見込みの推移を妄想するの巻
今月の特会入札6M結果
10/3入札分(=高市前)
https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/kariire/kari-result251003.htm
10/15→4/16
平均:0.732%
足切:0.749%
10/16入札分(=高市総裁爆誕も連立組換中で何となくまとまりそうな感じ)
https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/kariire/kari-result251016.htm
10/23→4/24
平均:0.700%
足切:0.725%
10/23入札分(=高市内閣がめでたくスタートした後)
https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/kariire/kari-result251023.htm
11/5→5/7
平均:0.717%
足切:0.730%
10/3入札分ってのは平均落札レートで見たばあいに10月会合での利上げを綺麗に織り込んだレートとなっていて、10/15-10/31=0.500%、10/31-4/16=0.754%とかいう物凄く美しい金利になっておった訳ですな、以前ネタにしたと思いますが。
でもってこれが10/16入札分になりますと平均の0.700%ってのは10月会合で切った場合には後ろのレートが0.709%まで華麗に低下した結果で(12月利上げは0.798%なのでフル以上に織り込んでいます)ございましたが・・・・・
先週木曜の分になりますと、11/5スタートなのでもはや10月利上げ織り込み関係ないじゃろの世界になるわけですが、10月会合で切った場合は平均0.717%なのでこれがまた一応高市発足前時点よりも利上げ織り込みがちょっと前に進んでいるように見える数字になるのですが、ただこれ12月利上げの線で計算しなおすと、10/23→4/24の0.700%ってのが、12/26以降の金利が上述のように0.798%になるはずなんですが、直近の方になりますと、12/26以降の金利は0.792%になるので、平均で見た場合はお気持ち程度の織り込み低下になっております。
とは言いましても足切レートの方で見ますと、先々週が0.835%で先週が0.809%になっていますので、12月利上げ織り込み度合い(ってまあどっちも数字だけで見たら100%超なんですが交付税特会借入は元々レートが高め高めで決着するものなので絶対水準よりも相対感覚で見てもろていただいて、ってもんですけど)はそこそこ下がっているという結果になっております。まあ織り込みが減ったというよりも、さすがに先週木曜の段階まで来た所では10月のワンチャン利上げリスクも無くなってきたので、万が一の心配をして一応抑制していた運用意欲が高まっているって事を示したもんかね。ってな所でしょうか、知らんけど。
まあ10月無いにしましても12月までは丸々1か月半ありまして、補正予算で云々だから利上げをしにくいですよねえ云々というのも勿論大有りではあるのですが、1か月半とかいう時間があると、円安アイヤーのリスクというのもこれあり、というかアメリカンが利下げをだいぶ織り込んで来る過程において全然ドル円戻らん訳でして、そうなりますとこれ今回の決定会合で毎度おなじみの植田総裁によるチキン音頭がコケコッコーと踊られてしまいますと中々やべえ奴じゃんという気がしますし、例の経済ブレーン(笑)どもが0.75%に利上げしたら打ち止めで高圧経済ヒャッハーとかいう高圧経済タコ踊りをおっぱじめるとこれまたアイヤーという未来しか想像できないのですが、この辺の警戒感がどうなるか、というお話ですが・・・・・・・
https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/2511.htm
入札カレンダー:令和7年11月
(3)借入金
こちらを見ますと、11月は毎週のように交付税特会6M借入があるのでレート推移を見れて楽しめそう(不謹慎)ですな、と思いました。まあ特会借入は参加者限定市場で流通市場ってありましたっけな持ち切り市場(とは言いましても担保などには普通にホイホイ使える)なので限定参加者市場の限定レートではあるのですが、性格上銀行業態の方々が参加してて何となくその人たちのイメージの片鱗でも見れるかな、と思いますので来月はこうご期待という感じで見ております(随時ネタにします)。
〇盛大にどうでもいいのですが日銀HPのオペ結果について
https://www.boj.or.jp/statistics/boj/fm/ope/index.htm
オペレーション
『日次公表分
更新は、オペレーションのオファーおよびオファーバックの都度、実施します。
なお、オペレーションのオファーがなかった日については表示されません。』
って事で、その先に『オファー/落札結果』ってのがありまして、こちら10月頭からエクセル形式になって一覧性が非常に悪くなったなあというのはありまして、これエクセルが出てくるのですが倍率設定に難があって出てきた時にエクセルを一々縮小しないと何がなんだかさっぱり分からない状態なんですよね。まあモニターの大きさとかによって異なると思うのですがエクセルの表示倍率25%〜35%位じゃないと一般的な画面の大きさだとキツいと思う(今のデフォは70%)ので、デフォルトの倍率30%辺りに置いて頂きたいと思いますがどうでしょうかね。
・・・・・というのもあるのですが、昨日は何がどうなっているのか謎でしたが、日銀HPをEdgeで見ているとこのエクセルファイルが何時まで経っても「落札結果」が反映されず(15時くらいまで何回かF5チャレンジ(良い子はF5連打は控えましょう)したのですがダメでした、19時過ぎとかに思い出して更新したらやっとファイルが反映されていました)に往生しました(どうもGoogleChromeでは見れてたっぽいのが更に謎)ということですが、もしかしたらこれ私の環境のせいなのかも知れないので私だけに起きた現象だったらゴメンチャイなのですが、まあ何か謎現象でした。
エクセル形式にしたのはデータ集計とか整理する人には多分盛大な改善なのでユーザーフレンドリーにやってもろて頂いている、というのは分かるのですが、オペ結果見に行ったときに一発で見れる視認性というのもこれまた大事で、情報ベンダーが速報打つから確認できるとは言え、オペ先以外は情報ベンダーもそうですけど最初に見に行くのは日銀HPですし、オペ先だって平均幾らとかそういう通知は有るのか無いのかわからん(こちとら昔の専用機時代の日銀ネットしか詳しくないので)ですが、あのHTML自体は視認性が非常に良かったので惜しいなとは思う所であります。
別に戻せとは言いませんけれども、エクセルの視認性上げる(単に倍率いじるだけの話)のは何とかしておいていただけるとアリガタヤと思いました。晒し上げみたいですいませんすいません。
2025/10/27
〇うーん2月償還でも0.50%割れですか3Mちゃん
金曜の短国3M
https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/tbill/tbill_nyusatsu/resul20251024.htm
国庫短期証券(第1340回)の入札結果
『本日実施した国庫短期証券(第1340回)の価格競争入札及び国債市場特別参加者・第T非価格競争入札について、下記のように募入の決定を行いました。
記
1.名称及び記号 国庫短期証券(第1340回)
2.発行根拠法律及びその条項
財政法(昭和22年法律第34号)第7条第1項、財政融資資金法(昭和26年法律第100号)第9条第1項並びに特別会計に関する法律(平成19年法律第23号)第83条第1項、第94条第2項、同条第4項、第95条第1項、第123条の18第1項、第136条第1項及び第137条第1項
3.発行日 令和7年10月27日
4.償還期限 令和8年2月2日
5.価格競争入札について
(1)応募額 12兆3,291億円
(2)募入決定額 3兆3,248億7,000万円
(3)募入最低価格 99円86銭5厘5毛
(募入最高利回り) (0.5016%)
(4)募入最低価格における案分比率 33.5841%
(5)募入平均価格 99円86銭7厘4毛
(募入平均利回り) (0.4945%)』
先週途中からWIが徐々に安くなってきていたので1月決定会合越えに敬意を表したのかと思えばふたを開けてみたら結局のところ足切りで0.50%乗りましたが平均は0.50%割れということで、毎度おなじみの如く絶対水準的には1月までの利上げを織り込んでいないかのようなレートになっているの巻ということでして、まあゆうて短国市場の参加者だけ利上げを丸無視している訳ではなくて、需要が強いからということなんでしょうがうーむこの。
引値を見ますと、
https://market.jsda.or.jp/shijyo/saiken/baibai/baisanchi/index.html
(10/24引値)
国庫短期証券1331 2025/12/15 平均値単利 0.420
国庫短期証券1333 2025/12/22 平均値単利 0.410
国庫短期証券1334 2026/01/07 平均値単利 0.470
国庫短期証券1335 2026/01/13 平均値単利 0.470
国庫短期証券1337 2026/01/19 平均値単利 0.475
国庫短期証券1339 2026/01/26 平均値単利 0.475
国庫短期証券1340 2026/02/02 平均値単利 0.475←カレント3M
国庫短期証券1341 2026/02/09 平均値単利 0.475←今週金曜入札の新発WI
(10/23引値)
国庫短期証券1331 2025/12/15 平均値単利 0.420
国庫短期証券1333 2025/12/22 平均値単利 0.410
国庫短期証券1334 2026/01/07 平均値単利 0.470
国庫短期証券1335 2026/01/13 平均値単利 0.470
国庫短期証券1337 2026/01/19 平均値単利 0.480
国庫短期証券1339 2026/01/26 平均値単利 0.480
国庫短期証券1340 2026/02/02 平均値単利 0.525←カレント3Mの入札前WI
ということで新発のところの階段がしらっと無くなりました、という結果になっていまして、まあ一応引き続き年末年始の所で階段があるので、12月決定会合前の足の方が選好されているのは分かるんですが、しかし仮に12月利上げ織り込んでいるにしても、1月頭と2月頭のレートが並びかよ(まあ実際に売買した場合にはそのレートで必ずしも出てくるとは限らんのが短国市場ではありますが)という所でして、相変わらずのニーズの強さを示した入札というか利上げインパクトに対する値付けどうなっているんだよという毎度の結果になったのでした、なんだかなあ。(と言っても昨年の「10月に成ったら短国利回り殆ど0になってしまったでござる」現象よりは全然マシだが)
2025/10/24
〇さて今日は2月足の3M短国入札なんですが
ばいさんちゃん
https://market.jsda.or.jp/shijyo/saiken/baibai/baisanchi/index.html
(10/23引値)
国庫短期証券1331 2025/12/15 平均値単利 0.420
国庫短期証券1333 2025/12/22 平均値単利 0.410
国庫短期証券1334 2026/01/07 平均値単利 0.470
国庫短期証券1335 2026/01/13 平均値単利 0.470
国庫短期証券1337 2026/01/19 平均値単利 0.480
国庫短期証券1339 2026/01/26 平均値単利 0.480←カレント3M
国庫短期証券1340 2026/02/02 平均値単利 0.525←今日入札の新発WI
(10/22引値)
国庫短期証券1331 2025/12/15 平均値単利 0.420
国庫短期証券1333 2025/12/22 平均値単利 0.410
国庫短期証券1334 2026/01/07 平均値単利 0.470
国庫短期証券1335 2026/01/13 平均値単利 0.470
国庫短期証券1337 2026/01/19 平均値単利 0.480
国庫短期証券1339 2026/01/26 平均値単利 0.480
国庫短期証券1340 2026/02/02 平均値単利 0.505
ここもと短国ちゃんの引値って12月足と1月足のところにきっちりとした段差ができてきてて(じゃあ実際の利回りはどうなんですのかという話になるとそもそも流通玉がバンバンあるわけでもないのでよくわからんところはあるけどそれはさておき)、手前の0.41%だ0.42%だってのがそもそもレート低いとかそういうツッコミはさておきますと、12月−1月って年末越えのプレミアム乗ってもおかしくない中(現に昨年は10月になって短国利回りクソ低下して0%近くまで下がって戻るのに1か月を要した)階段が付いているので、一応12月決定会合に敬意を表しているということなんでしょうかね。
まああと利上げ見込んで避難している資金なので12月会合前に一旦満期来てもらった方がエエじゃろというニーズもあるのかもしれませんが、まあ何か今回は珍しくもそんな値付けになっておられるの巻、というのにだんだん落ち着いてきたようには見えます、知らんけど。
でもって本日の新発はとうとう2月償還になりまして、これがまた1月会合で利上げをした場合には超過準備預金付利のレート適用って1/26からになると思われますので、今回の新発から事実上の1月会合跨ぎになりますけれども、こちらカレントが出てWIの値付けがおっぱじまった時にはカレントとレート並び(どっちも0.440%)で付いていたんですけども、この1週間で気配ちょっと甘くなってきた上に昨日のWIの値付けでは明確にきちっとした階段ができてきまして、これはまあ1月決定会合にも敬意を表した値付けになって、そらまあそうなって然るべき(階段の度合いが足りないとか元の金利がコールよりも6bp低いのアホじゃろとかそういうのはさておきまして)ではございますわなというのが値付け上は発生しておりますわな。
・・・・・・でまあこの短国入札、果たして本日は1月会合跨がない銘柄との段差はどうつくのでございましょうか、というのをまあたまには注目してやって下せえどうせ他の入札無いんだし、というメモでございました。はてさてどうなるのやら。
2025/10/22
〇短国3Mの3M辺りの引値が地味に金利上昇している件について
昨日の債券市場は何でそうなのかは知らんけど(まあそれ言い出すと金曜月曜の相場も何でこんなエキセントリックな動きをするのよ。ではありましたが)、金利低下で2年とかの辺りの金利も低下しておったのですが、その中で異彩を放つ短国ちゃんの引けがこちら。
いつもの売参
https://market.jsda.or.jp/shijyo/saiken/baibai/baisanchi/index.html
(10/21引値)
国庫短期証券1331 2025/12/15 平均値単利 0.440
国庫短期証券1333 2025/12/22 平均値単利 0.410
国庫短期証券1334 2026/01/07 平均値単利 0.470
国庫短期証券1335 2026/01/13 平均値単利 0.470
国庫短期証券1337 2026/01/19 平均値単利 0.475
国庫短期証券1339 2026/01/26 平均値単利 0.475←3Mカレント
国庫短期証券1340 2026/02/02 平均値単利 0.505←今週入札のある3M新発WI
(10/20引値)
国庫短期証券1331 2025/12/15 平均値単利 0.439
国庫短期証券1333 2025/12/22 平均値単利 0.400
国庫短期証券1334 2026/01/07 平均値単利 0.440
国庫短期証券1335 2026/01/13 平均値単利 0.440
国庫短期証券1337 2026/01/19 平均値単利 0.440
国庫短期証券1339 2026/01/26 平均値単利 0.440←3Mカレント
国庫短期証券1340 2026/02/02 平均値単利 0.440←今週入札のある3M新発WI
この12/22償還の値付けはご愛嬌としまして、(全編においてろくすっぽ織り込んでいない、と言われればまあその通りではあるんですけど)年末越えという需給要因(になりうるもの)を跳ね返しまして12月と1月の決定会合跨ぎで階段が出来まして、しかもカレントおよび新発WIのところに関しては1340回(次の新発)以降が1月会合跨ぎになるんですが、なんか一応ここにも階段がついてるじゃあーりませんか、という話でして、まあこれがマジなのか何となく雰囲気で引値引かれているのか(何せ短国の場合は新発近辺以外の銘柄については流通玉自体がシェフの日替わり気まぐれメニューさん状態なので本当はどこにいるのかというのはムツカシヤ)良くわからんですけれども、10月会合は兎も角としても12月1月の所でも何の段差もないまま2月償還まで同じっていうのもさすがに如何なものかという話になったんでしょう。
まあなるんだったら別に昨日じゃなくても良いのに(むしろ高市政権登場で日銀の次回利上げが1月でできないリスク考えるとかになるのかと思えばそうではない、というか短国3M辺りは需要が強いのでその辺の政策金利の足し算とのブレークイーブンとかそういう話になりにくいんですけどね)とは思うのですが、中長期債の方が金利低下する中で中々の異彩を放っていたので個人的に味わいを感じました、ということでネタにするの巻ではございました。
2025/10/20
〇3M短国と交付税特会借入6Mの利上げ織り込みの温度差ェ・・・・・・・・
・3M短国ちゃん・・・・・
流動性供給入札の傍らでひっそりと実施されました3Mちゃん
https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/tbill/tbill_nyusatsu/resul20251017.htm
国庫短期証券(第1339回)の入札結果
『本日実施した国庫短期証券(第1339回)の価格競争入札及び国債市場特別参加者・第T非価格競争入札について、下記のように募入の決定を行いました。
記
1.名称及び記号 国庫短期証券(第1339回)
2.発行根拠法律及びその条項
財政法(昭和22年法律第34号)第7条第1項、財政融資資金法(昭和26年法律第100号)第9条第1項並びに特別会計に関する法律(平成19年法律第23号)第83条第1項、第94条第2項、同条第4項、第95条第1項、第123条の18第1項、第136条第1項及び第137条第1項
3.発行日 令和7年10月20日
4.償還期限 令和8年1月26日
5.価格競争入札について
(1)応募額 11兆7,837億円
(2)募入決定額 3兆2,896億7,000万円
(3)募入最低価格 99円87銭4厘5毛
(募入最高利回り) (0.4680%)
(4)募入最低価格における案分比率 63.6532%
(5)募入平均価格 99円87銭7厘4毛
(募入平均利回り) (0.4571%)』
うーんこのという感じでして、こちらは1月会合がぎりぎり掛からない(MPMはその前の金曜ですが付利金利の適用はどうせ月曜の1/26になるので)のですがそれにしましても0.45台ですかそうですかという結果でして、
売買参考統計値
https://market.jsda.or.jp/shijyo/saiken/baibai/baisanchi/index.html
(10/17引値)
国庫短期証券1331 2025/12/15 平均値単利 0.400
国庫短期証券1333 2025/12/22 平均値単利 0.400
国庫短期証券1334 2026/01/07 平均値単利 0.440
国庫短期証券1335 2026/01/13 平均値単利 0.440
国庫短期証券1337 2026/01/19 平均値単利 0.440
国庫短期証券1339 2026/01/26 平均値単利 0.440←新発3M
国庫短期証券1340 2026/02/02 平均値単利 0.440←今週金曜入札予定の3MWI
(10/16引値)
国庫短期証券1331 2025/12/15 平均値単利 0.439
国庫短期証券1333 2025/12/22 平均値単利 0.400
国庫短期証券1334 2026/01/07 平均値単利 0.440
国庫短期証券1335 2026/01/13 平均値単利 0.440
国庫短期証券1337 2026/01/19 平均値単利 0.440
国庫短期証券1339 2026/01/26 平均値単利 0.460←新発3MのWI
なにせ今回の新発3Mの落札利回りって前回が0.50%ちょい割れ水準だったのから見たら盛大にレートが低下でござるの巻になっていまして、まあこれ自体はトランプ関税大暴れによるリスクオフが影響しているとは思われますけれども、それにしても12月利上げ観測を綺麗に剥がしに行ってる、のかそうじゃないのかは解釈が難しい所でして、実はこの間に手前の年内償還物がことごとく0.40%の引値にされていまして、そこから見ると年末越え銘柄は段差ついてるちゃあついているので12月利上げの可能性を反映している、とも読めるのですけれども、そもそも短国ってここ暫くは0.4%台後半の水準で推移していたのがスタンダードっぽくなっていた所なので、何ですかこの金利低下は、という話もある訳でヤヤコシヤではある。
ただまあ何ですな、金曜の引けで新発3M2月償還ってのが堂々と0.44%で値付け(まあWI自体このタイミングででは取引が行われるってもんでもないのであくまでも雰囲気で値付けされている世界だとは思いますが)されていまして、1月会合跨いでいるのに階段がついていないということで、うーんこれはという感じではあります。短期の純投資というのにはちょっと微妙ではあるのですが、またまた国債市場への避難民がやってきているのかも知れずなんかよくわからんですな、うんうん。
それから先週木曜日に交付税特会6Mの入札があったんですが、
https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/kariire/kari-result251016.htm
交付税及び譲与税配付金特別会計の借入金の入札結果(令和7年10月16日入札)
『本日、借入金の入札について、下記のように募入の決定を行いました。
記
1.借入根拠法律及びその条項 特別会計に関する法律(平成19年法律第23号)附則第4条第1項
2.借入日 令和7年10月23日
3.償還期限 令和8年4月24日
4.償還方法 令和8年4月24日に一括償還
5.借入利率競争入札について
(1)応募額 4兆1,113億円
(2)募入決定額 1兆3,000億円
(3)募入最高利率 0.725%
(4)募入最高利率における案分比率 54.2420%
(5)募入平均利率 0.700%』
まあこの数字見れば見え見えですが、このレートって12月利上げも100%以上織り込み(平均の0.70で12月会合以降の換算レートが0.795%だし0.725だと後半0.835%になります)だし何なら10月利上げも結構な織り込み(平均だと10月会合後の換算レートが0.709%、足切りだと0.735%)とかいう大変に威勢の良い(あるいは悪い)レートになっておりました次第で、特会借入の分短国発行増やしてくれよと思ってしまうレートなのが短国と好対照になっております。
ただまあ短国の方も3M近辺くらいまではやたら強いのですがその先になると微妙ちゃあ微妙(もともと新発出てしばらくの間を除いて6M辺りの短国って流通玉が常にあるわけでもないので水準感が訳わからんというのはある)ですので、特会だからというよりも6Mだからということなのかもしれませんけど何ですかこの温度差はという世界ですな。
ちなみに10/3(なので高市の前)に行われた交付税6Mは、10/15〜4/16で平均が0.732%、足切りが0.749%になっていまして、こちらのレートは(足切りの方は一目瞭然なので平均で見ますと)平均落札の0.732%ってえのは10月決定会合跨ぎで考えた場合に後半(ほとんどが後半ですが)のレートが0.754%となっておりまして、10月利上げを完全に織り込んだ水準だったので、まあそこから見たら後退なのは後退ではあるのですが、とは言えあんまり利上げ観測剥がしていませんね、ってことかとは思いました。
2025/10/15
〇高市トレードの巻き戻し・・・・ではなくてトラ公の関税ムーブでしょこれは(市場備忘メモ)
円債の人たちにしてみたら「高市トレードの巻き戻し」と言われるのはだいぶ違和感があると思うのですが(ですよね?)、円債以外の世の中的には直近のムーブが「高市トレードの巻き戻し」とかいう安直まとめになりそうなので忘れないようにメモという事で。
https://jp.reuters.com/markets/japan/36SNO2ZBGJMS3NBMB2FF3XWZIE-2025-10-14/
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は続伸、長期金利1.66% 米中摩擦と国内政局でスティープ化
ロイター編集
2025年10月14日午後 3:19 GMT+9
『[東京 14日 ロイター] - <15:10> 国債先物は続伸、長期金利1.66% 米中摩擦と国内政局でスティープ化
国債先物中心限月12月限は、前営業日比43銭高の136円33銭と大幅続伸して取引を終えた。新発10年国債利回り(長期金利)は同3.0ベーシスポイント(bp)低下の1.660%。米中貿易摩擦や国内政局の混迷を受けてイールドカーブはスティープ化した。きょうの国債先物は、米中貿易摩擦
もっと見る を背景としたリスクオフにより前週末の米国市場で国債が買われた(金利は低下)流れ
もっと見る が波及し、買い先行でスタート。さらに東京市場でも日経平均株価(.N225),が一時1500円超下落したことから、投資家の安全資産需要による債券買いの動きに弾みがついた。』(上記URL先より、以下同様)
昨日は先物がだいたい日経平均の値動きに逆相関しながら動いていた感じで、日経ちゃんって前場はそこそこ持ちこたえていたのですが、後場になると総崩れみたいな感じで下がっておられた次第で、それを見て先物ちゃんソイヤソイヤと上昇。
・・・・・なのはまあ良いんですけど、中短期そこまで買われるの何ですねんというと、まあ普通にトランプがまた関税砲を振り回して大陸中国に喧嘩をおっぱじめて他の国とは違うので中国が引かないもんで、そっちで景気懸念なので利上げが遅れる、という話ならまあ話としては繋がっているので、つまりは高市トレードの巻き戻しでも何でもない訳ですな。ただの米中対立懸念のリスクオフじゃろ。知らんけど。
『現物市場では10年物以外の新発国債利回りはまちまちで、イールドカーブはスティープ化した。2年債は前営業日比3.0bp低下の0.890%、5年債は同4.0bp低下の1.185%。20年債は同0.5bp上昇の2.710%、30年債は同4.0bp上昇の3.225%、40年債も同4.0bp上昇の3.495%。』
ということで何かエライ勢いでツイストスティープしていますが、これは先日弊駄文でも申し上げたような気がしないでもないですが事後諸葛亮で申し上げれば、どうせ誰が政権取ったって政権の目玉政策は「物価高対策と称した盛大なバラマキ炸裂」だしそれくらいしか簡単に国会通せそうなネタは無いんだし、でまあそれによって起きるのはさらなる物価高なんだがアホの集団がそんなものを気が付くわけも無いのでぶっこんで来るのは言うまでもなし、と考えたらそりゃまあカーブスティープするわなと。(こんな極端ムーブしていいのかどうかはさておき)
まあそんな訳なので表にしますと、
『TRADEWEB
OFFER BID 前日比 時間
2年 0.884 0.895 -0.029 15:04
5年 1.181 1.19 -0.033 15:09
10年 1.655 1.66 -0.029 15:02
20年 2.708 2.716 0.001 15:06
30年 3.204 3.222 0.03 15:09
40年 3.482 3.497 0.025 15:06』
ってことで(なんか記事の数字とこちらの前日比があってませんがBBさんの引けから考えたら記事の数字の方があってるような気がするんだが特に超長期)エライコッチャではあったのですが、超長期がゲロゲロマーライオンになっていたのを見ますと、高市トレードの巻き戻しチャウやろと思うのですが、ゆうて本日は20年国債入札があるので、入札前のカーブ調整かもしれません(にしてはちょっと派手だが先週の月曜も30年入札前に高市トレードやってた訳ですしおすし)。
でもって地味に短国ちゃんですが売参を見ますと、
https://market.jsda.or.jp/shijyo/saiken/baibai/baisanchi/index.html
(10/14引値)
国庫短期証券1328 2025/12/01 平均値単利 0.450
国庫短期証券1329 2025/12/08 平均値単利 0.450
国庫短期証券1331 2025/12/15 平均値単利 0.450
国庫短期証券1333 2025/12/22 平均値単利 0.450
国庫短期証券1334 2026/01/07 平均値単利 0.440
国庫短期証券1335 2026/01/13 平均値単利 0.440
国庫短期証券1337 2026/01/19 平均値単利 0.440←3Mカレント
国庫短期証券1339 2026/01/26 平均値単利 0.445←今週の新発WI
(10/10引値)
国庫短期証券1328 2025/12/01 平均値単利 0.460
国庫短期証券1329 2025/12/08 平均値単利 0.460
国庫短期証券1331 2025/12/15 平均値単利 0.450
国庫短期証券1333 2025/12/22 平均値単利 0.480
国庫短期証券1334 2026/01/07 平均値単利 0.450
国庫短期証券1335 2026/01/13 平均値単利 0.450
国庫短期証券1337 2026/01/19 平均値単利 0.450
国庫短期証券1339 2026/01/26 平均値単利 0.455
・・・・・ということで12月償還が0.45%、1月償還が0.44%の水準に低下してきていまして、10月利上げはなんぼのもんじゃいなのは今に始まった話ではないのですが、12月利上げにもあんまり敬意を表しているんだか表してないんだか(1月利上げならカレントのところまでは影響無し)という数字になっておりますが、まあこの辺も本当に利上げ期待が後退しているのかはよく分からんところではあります(少なくとも1月までには実施、ってのはまだコンセンサスだと思っているのですが違うのかなあ)。
という俺様備忘メモ恐縮至極。
2025/10/14
〇3M短国は0.50%割れとか相変わらずなのよね
短国は当然ながら公明の連立離脱前です。
https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/tbill/tbill_nyusatsu/resul20251010.htm
国庫短期証券(第1337回)の入札結果
『本日実施した国庫短期証券(第1337回)の価格競争入札及び国債市場特別参加者・第T非価格競争入札について、下記のように募入の決定を行いました。
記
1.名称及び記号 国庫短期証券(第1337回)
2.発行根拠法律及びその条項
財政法(昭和22年法律第34号)第7条第1項、財政融資資金法(昭和26年法律第100号)第9条第1項並びに特別会計に関する法律(平成19年法律第23号)第83条第1項、第94条第2項、同条第4項、第95条第1項、第123条の18第1項、第136条第1項及び第137条第1項
3.発行日 令和7年10月14日
4.償還期限 令和8年1月19日
5.価格競争入札について
(1)応募額 11兆600億円
(2)募入決定額 3兆3,270億8,000万円
(3)募入最低価格 99円86銭8厘5毛
(募入最高利回り) (0.4954%)
(4)募入最低価格における案分比率 79.1393%
(5)募入平均価格 99円86銭9厘9毛
(募入平均利回り) (0.4901%)』
ということで足切り0.50%に届かんのかよという結果だし、売参見たら引値が
https://market.jsda.or.jp/shijyo/saiken/baibai/baisanchi/index.html
(10/10引値)
国庫短期証券1329 2025/12/08 平均値単利 0.460
国庫短期証券1331 2025/12/15 平均値単利 0.450
国庫短期証券1333 2025/12/22 平均値単利 0.480
国庫短期証券1334 2026/01/07 平均値単利 0.450
国庫短期証券1335 2026/01/13 平均値単利 0.450
国庫短期証券1337 2026/01/19 平均値単利 0.450
(10/9引値)
国庫短期証券1329 2025/12/08 平均値単利 0.460
国庫短期証券1331 2025/12/15 平均値単利 0.460
国庫短期証券1333 2025/12/22 平均値単利 0.480
国庫短期証券1334 2026/01/07 平均値単利 0.460
国庫短期証券1335 2026/01/13 平均値単利 0.460
国庫短期証券1337 2026/01/19 平均値単利 0.475
ということで何か知らんけど1月償還の3Mカレントまでが軒並み引値0.450%に低下していて、いやうーんなんですかこれはという感じですし、新発が平均より4毛強い引けとかどう見ても入札ショートカバーです本当にありがとうございましたという数字になっているのは草も生えないって結果なのですが、なんせ再来週に臨時国会が先送りになりそうな事態ってのはこの短国ちゃんは織り込んでいないので、織り込むとどういう挙動を示すのかは確認して行きたいものでありますな。今週は1年短国もありますし。
2025/10/10
〇6M短国は10月利上げはまるでおりこんでいないけど来年頭の利上げは結構織り込むの巻とな
昨日は注目の5年国債入札(やや低調)の横でひっそりと6M短国の入札がありましてですね
https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/tbill/tbill_nyusatsu/resul20251009.htm
国庫短期証券(第1336回)の入札結果
『本日実施した国庫短期証券(第1336回)の価格競争入札及び国債市場特別参加者・第T非価格競争入札について、下記のように募入の決定を行いました。
記
1.名称及び記号 国庫短期証券(第1336回)
2.発行根拠法律及びその条項
特別会計に関する法律(平成19年法律第23号)第46条第1項並びに財政法(昭和22年法律第34号)第7条第1項、財政融資資金法(昭和26年法律第100号)第9条第1項並びに特別会計に関する法律第83条第1項、第94条第2項、同条第4項、第95条第1項、第123条の18第1項、第136条第1項及び第137条第1項
3.発行日 令和7年10月10日
4.償還期限 令和8年4月10日
5.価格競争入札について
(1)応募額 8兆4,892億円
(2)募入決定額 2兆7,074億8,000万円
(3)募入最低価格 99円70銭0厘
(募入最高利回り) (0.6034%)
(4)募入最低価格における案分比率 65.5336%
(5)募入平均価格 99円70銭5厘
(募入平均利回り) (0.5933%)』
足切りの0.6034%水準、1月の利上げでしたら1/26(1/23決定で翌営業日から付利金利引き上げという想定)から新金利になるのですが、1/26の所でこの利回りをいつものアホでもできる比例配分計算をしますと、前半0.50%で後半0.754%ということになるので、1月利上げはちゃんと織り込んでいる水準で、平均の0.5933%だと後半が0.729%になるので利上げ9割織り込み、ということになっていますので、何だかんだ利上げ織り込みを碌にしない(というか需要が強すぎて利上げを織り込んでくれない)短国ちゃんであっても1月利上げは織り込んでいるという結果。
まあ6Mまで足が長くなると、3Mの倍のBPVになっていまいますからリスク量大きくなるので金利上昇からの避難民がやってくるにしてはあまり良い避難所とも言い難い所もありまして、毎週発行されていて発行量が多い3Mという避難所だったり、担保需要その他諸々の「国債であることに価値がある」人達の需要が相対的に少ない(こともあるしそうでないときもあるのが6Mの訳わからんところですけど)のも影響しているのかもしれませんが、兎にも角にも1月会合ではさすがに利上げがあるじゃろ、というレートになっておられるのは把握しました。
とは言いましてもまあそれこそ今月利上げ食らったらアイヤーではあるのですが、3Mの新発もだんだん足が伸びてくるので再来週になりますと足が遂に1月会合越えになってしまいますし、これからどういう織り込み方をしていくんでしょうかしらねえ、という風情ではあります(一応高市ムーブ前の先週の3Mとかは平均でも0.50%水準で足切りは0.5%乗せになっていました、というかまあ年末跨ぎ要因もあるので3Mの方はイマイチ良くわからんですな)。
2025/10/09
〇高圧経済円安ワッショイですのう・・・・・・
そらそうよ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-10-08/T3TEM2GOYMTE00
円は対ドルで5日続落、152円台後半−日仏の財政懸念でドル指数は上昇
George Lei
2025年10月8日 22:42 JST 更新日時 2025年10月9日 2:00 JST
→ブルームバーグのドル指数は一時0.3%上昇、2カ月ぶり高値に迫る
→市場は米国が相対的にましだと見なしている−ビクトリノ氏
てな話ですが、昨日は東京の19時くらいにはドル円153円に乗ってたので朝になったら153円後半かと思ったのでまあ昨晩はマシな方、とかうっかり思ってしまいますが、月曜の東京の日中(午後)に150円に乗ったばかりなのでありゃありゃまあまあという感じですが、そりゃまあ高圧経済円安上等ワッショイってブレーン(笑)の皆様が仰せになっているんですからしゃあないですわなとしか言いようが無い。
まあアレです、この調子だと10月は利上げしないにしてもファイティングポーズ取っておかないと円安加速させそうだし、何なら25bp利上げしたって利上げした後に「当分様子見」とか言ってハトハト姿勢を示してしまうと利上げしているのに円安加速とかいう面白事案に発展するリスクもありそうですが、まあゆうて高市大先生は「政府の責任」って言ってますので円安放置しても日銀無答責らしいので(たぶんそうはならないけどw)これはチキン植田総裁も枕を高くして眠れるというのものですな、うんうん。
一応昨日の債券市場ちゃんですが円安でよく考えたら利上げ接近するじゃんムーブなのか、
https://jp.reuters.com/markets/japan/4MU72D73QNLPPEAJ4XOPVTQRWQ-2025-10-08/
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は続落、長期金利1.695% 円安進行や財政懸念が売り材料
By ロイター編集
2025年10月8日午後 3:33 GMT+9
『[東京 8日 ロイター] - <15:10> 国債先物は続落、長期金利1.695% 円安進行や財政懸念が売り材料
国債先物中心限月12月限は、前営業日比19銭安の135円68銭と3営業日続落して取引を終えた。円安進行や財政懸念が相場を圧迫した。新発10年国債利回り(長期金利)は同2.0ベーシスポイント(bp)上昇の1.695%。』(上記URL先より、以下同様)
ということでまたまた10年1.7%近くなってまいった次第ですが、
『また自民党の高市早苗新総裁が掲げる「責任ある積極財政」を巡る懸念も、引き続き円債売りの材料となった。財政規律派のキーパーソンだった自民党の宮沢洋一税制調査会長の退任や
、高市新総裁が国民民主党との連携・連立を模索していることが報じられる中、鶴田氏は「政治・財政政策の不透明感が投資手控えにつながった」と指摘。一部には高市氏が国民民主党の玉木雄一郎代表に財務相ポストを提示するのではないかとの見方もあり、閣僚人事や連立協議の行方に債券市場参加者の注目が集まっている。』
そこはやはり西田財務大臣くらいの面白人事をやっていただきますと大変に面白いのですが(タマキでも十分に面白人事だが)、「責任ある積極財政」ってもはやその時点でお前は何を言ってるんだという話だし、お前らが引き合いに出す高橋是清さんは軍事費の膨張を抑制しようとして軍部の反感買ってテロの犠牲になったんですけどねえというお話ではあるのですが、政治記者がイキり散らかさなくても円安債券安で物価が再加速してあばばばば―ってなるんでしょうなあというのが政権始まる前から早速始まっているのには草も生えませんwwww
『TRADEWEB
OFFER BID 前日比 時間
2年 0.921 0.931 0.02 15:02
5年 1.222 1.232 0.024 15:07
10年 1.689 1.696 0.021 15:02
20年 2.693 2.701 0.016 15:09
30年 3.151 3.165 0.004 15:07
40年 3.467 3.486 -0.03 15:05』
2年の0.92-0.93って水準は先週(つまり高市総裁前)のピーク水準で2年カレントの引けが0.95%水準だったのでまだまだ弾幕足りもうさんという話ではあるのですが、ただまあゆうて「円安絶賛進行するのに高圧経済音頭を堂々と踊りまくる(見るのも汚らわしいので引用しませんけどどこぞの馬鹿が良い円安とか抜かしておられるようですしおすし)」という状況では、皆様ご想定の政策金利では利上げが足りませんという話に成り兼ねませんので(まあその前に物価高に耐えられなくなって政権が先に飛ぶ可能性もありますけど)超長期の財政懸念もさることながら、現実問題として均衡金利の水準がもっとシフトアップするという発想からの中短期金利のリプライシングだって起きて然るべき(まあ昨日の場合は単に5年入札準備の面はあると思いますが)という考えだって成立すると思いますので、そういう流れなのか単純に5年国入札の準備なのか、まあ良くわからんですけどね・・・・・
2025/10/08
〇30年国債無難な結果と言ってもまあ前日から散々調整しましたからねー
https://jp.reuters.com/markets/japan/7TH7BCI7H5IZ3OOWO2ZXTMZUAU-2025-10-07/
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は続落、長期金利1.675% 入札無難で超長期も金利上昇一服
By ロイター編集
2025年10月7日午後 3:29 GMT+9
『東京 7日 ロイター] - <15:15> 国債先物は続落、長期金利1.675% 入札無難で超長期も金利上昇一服
国債先物中心限月12月限は、前営業日比3銭安の135円87銭と小幅続落して取引を終えた。新発10年国債利回り(長期金利)は同0.5ベーシスポイント(bp)上昇の1.675%。序盤に一時1.695%と17年ぶりの高水準をつける場面もあった。警戒された30年債入札が無難に通過し、午後は長期・超長期の金利上昇が一服した。』(上記URL先より、以下同様)
ということなのですが、
『後場に入ると、財務省が実施した30年利付国債入札が事前に警戒感があった中で無難な結果となったことが好感され、先物相場は下げ幅を縮小。終盤には一時、小幅プラス圏に浮上した時間帯もあった。』
ってお話ではあるのですが、ゆうて30年国債って前回号の87回債のBBさんの引けが月曜は13毛5糸甘の3.285%で昨日の引けは87回債で3.280%と5糸強で、新発88回の引けが3.170%でしたが、88回の入札って前場引けにやっていますけど前場は散々調整して平均3.248%の足切り3.259%でやっているので、引けで比較したら前週末比で30年って昨日の引けは13甘とかですけれども、入札自体はそこから8毛近く甘い所でやっているんですから、高市総裁爆誕で30年20毛甘くしてやっと捌けたってだけの話ではあるのですが、前週末から20毛甘くなったとかいうのは華麗にスルーして入札のテールがそんなに長くなかったとか応札倍率が平均並みにあったとか、(散々甘くしたから)最終投資家のニーズがあったとかそっちが評価されますという毎度おなじみの展開ではありましたな。
まあアレです、とりあえず調整したけど入札ダメでした、とかいうような地獄のような話にはならなかったので当面はメデタシメデタシという話ではあるのですが、散々調整してやっと入札が通過できた、というだけの話ではあるので、めでたさも半分くらいって感じだと思うんですけどね、まあ個人の感想ですけれども。
『現物市場で10年物以外の新発国債利回りは概ね上昇。イールドカーブはフラット化した。2年債は前営業日比1.0bp上昇の0.905%、5年債は同2.0bp上昇の1.210%。20年債は同0.5bp上昇の2.695%。一時は26年ぶり高水準の2.740%をつけた。30年債は同0.5bp上昇の3.290%。入札を控えた午前には過去最高となる3.345%に上昇する場面もあった。40年債はまだ売買が成立していない。』
ということで前日のツイストスティープを少しだけお返しした(お返ししたうちに入らん気もするけれども前場引けよりはだいぶ戻ったし)形で、
『TRADEWEB
OFFER BID 前日比 時間
2年 0.899 0.911 0.009 15:20
5年 1.2 1.21 0.014 15:19
10年 1.671 1.677 0.002 15:20
20年 2.682 2.697 0 15:20
30年 3.28 3.297 0.005 15:20
40年 3.489 3.513 -0.019 15:20』
ということでまあとりあえず30年入札イベントは終了したものの、なんか次にありますように円が飛ぶ飛ぶとなっておりまして、はてさてどうするんじゃこれという話ではあるのですが、何せ次の首班指名決まって閣僚が決まるまでは実質的に皇帝のいない8月状態なので介入もできんしチキン日銀が何かする訳も無いし、来週水曜臨時国会とかのんびりとしている場合なのかよとは思ってしまいますな、南無三。
〇あらあらドル円ちゃんが151円になっちゃったの〜〜(煽り口調)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-10-07/T3RHNMGOT0JR00
円が対ドルで1%下落、一時151円90銭台−キャリー取引が復活
Vassilis Karamanis、Michael G Wilson
2025年10月7日 22:00 JST 更新日時 2025年10月8日 3:47 JST
『7日のニューヨーク外国為替市場では、円が今年初の4営業日続落。円を調達通貨とするキャリー取引が復活し、レバレッジをかけた新たな円売りの圧力が強まっている。
円はドルに対し、一時1%安の151円93銭まで下落。2月下旬以来の安値を付けた。景気刺激策に前向きな高市早苗氏を首班とする内閣が発足する見通しとなり、日本銀行の早期利上げ可能性が後退したとの見方が広がった。』(上記URL先より)
・・・・ってそれ土曜日の時点で分かってるじゃんという話なので何じゃこの後講釈はという感じではありますが、ユーロがフランスの政局云々で(向こうの時間の)月曜からヘロってきたから相対的に対ドルでの弱さが加速したって面はあると思うのですが、しかし本田悦朗大先生の口先牽制(???)もまるで空しく円は飛んでいくの巻となっておられる次第で誠に香ばしい展開。
まあ為替市場ちゃんムツカシネーなので別にこのままホイホイと円安が進むかどうかもワシにはわからん(分かってたら商売変えてるわwww)ので何ですが、これ日銀の利上げって本田大先生のいう12月利上げって意外に理由付け(屁理屈のこじつけ)が難しいのでどうなんでしょうね〜とは思う所でありまする。
すなわち、経済物価見通しやらリスクバランスに関しての大きな点検ってのは四半期定例の展望レポートで行う訳ですし、皆様ご案内の通りで月曜火曜にネタにしました植田総裁の大阪講演(HTMLバージョンが出ています)を見ましても、
https://www.boj.or.jp/about/press/koen_2025/ko251003a.htm
最近の金融経済情勢と金融政策運営
大阪経済4団体共催懇談会における挨拶
日本銀行総裁 植田 和男
2025年10月3日
「当面、わが国の経済・物価情勢を点検するうえで重要と考えられる3つのポイント」の中にあったポイントってえのが、
第1に、海外経済の動向です。
第2のポイントは、関税政策が、わが国企業の収益や賃金・価格設定行動にどのような影響を及ぼすか、という点です。
第3の点検ポイントは、食料品価格の動向です。
となっていた訳でして、これが10月末では見極めがつきません不確実性が高いです、方式で展望レポートを出してきて、そういう理由で政策金利の調整を見送りました、とやっておいて、12月中旬の金融政策決定会合でそれを覆すだけの「不確実性の低下」っていうのなかなか面倒で、一応12月短観は(いつものスケジュールなら)決定会合の前に出ますけれども、目の前に春闘が待ち構えているのに見切り発車で賃金設定行動は大丈夫っていうの相当に豪快なお話(そもそもそれを見極めたいと言って去年の12月はハトハトチキンモードの利上げ見送りで皆をズッコケさせたという前科がある)になるんで、まあゆうて「12月に利上げできるくらいなら10月にもできるじゃろ」という感じに今だとなっているように見えるんですよね。
まあいざとなれば従来通りで三百代言モードとなって屁理屈捏ねて来るんでしょうけれども、この調子で10月決定会合前にホイホイと円安が進んだ場合にはどうなっちゃうんでしょうというかって話ですが、昨年7月同様に「物価上振れリスク」で利上げという理屈は全然問題ないというか既に前回会合で田村さんがその理由で利上げ提案しているんだからそれにモロ乗りしてしまえばヨロシアルねではあるんですが、組閣も終わる前からこの調子なのは中々困る所ではありますな。
・・・・・とは言いましても、まあ日銀ちゃんとしては何か高市大先生が「政府が責任を持って」とか言って日銀をただのオペレーション担当にでもするかのような物言いをしておりますので、ケツ叩かれない限りはシランガナと寝転がるのが組織的には正しい(国民厚生的に正しいのかどうかは知らんけどサナエが責任取るって言ってますからね〜)という話になってしまいますので、まあ難しくなってまいりましたという感じではありますな、うんうん。
2025/10/07
?????????????
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB063YV0W5A001C2000000/
市場、財政規律派の起用に期待感 10年債利回りの上昇幅小さく
為替・金利
2025年10月6日 19:32 [会員限定記事]
『6日の金融市場で相対的に落ち着いた動きをみせたのが10年債の利回りで、小幅な上昇にとどまった。市場では自民党の高市早苗新総裁が要職に財政規律派を起用し、拡張的な財政政策への一定の歯止めになるとの期待がある。』(上記URL先より)
例によって無課金おじさんだから記事の中身は分からんですけど、高圧経済って連呼している訳だし、連立の枠組み拡大したらやっぱり財政拡張なんですからそんな訳は無いでしょとしか思えないし、何なら財務大臣にT木さんとかもっというならN田さんとかぶっこんでくるジャマイカとしか思えませんけどねえ。知らんけど。
〇超長期が売られる挙句に今日は30年国債入札だが5年とかホイホイ買われる意味はアレかと
例によってロイターさん
https://jp.reuters.com/markets/japan/7TKMKAZLOVNF3PPJCZ3P4M7BI4-2025-10-06/
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は小反落、長期金利一時1.675% 高市トレードでスティープ化
By ロイター編集
2025年10月6日午後 3:44 GMT+9
まあスティープするのはわかるんですが、
『[東京 6日 ロイター] - <15:20> 国債先物は小反落、長期金利一時1.675% 高市トレードでスティープ化
国債先物中心限月12月限は、前営業日比1銭安の135円90銭と小反落して取引を終えた。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.0ベーシスポイント(bp)上昇の1.670%。一時1.675%と17年ぶりの高水準をつける場面もあった。自民党総裁選で高市早苗前経済安保相が勝利したことを受け、短期債が買われた一方で超長期債が売られ、イールドカーブはツイストスティープ化した。』(上記URL先より、以下同様)
ってなもんで、細かい話はかっとばして結論は
『TRADEWEB
OFFER BID 前日比 時間
2年 0.886 0.902 -0.04 15:35
5年 1.181 1.195 -0.03 15:35
10年 1.666 1.675 0.011 15:35
20年 2.677 2.695 0.083 15:35
30年 3.27 3.286 0.133 15:35
40年 3.501 3.525 0.144 15:35』
ということで今日30年入札が待っていることも影響しているんでしょうけれども、超長期はまあ甘くなるというのは良いんですけど、2年は兎も角(2年も正直意味不明)5年がそんなに買われて良かったんでしたっけというのはアタクシ的には思うのよ。あ、ちなみに短国3Mは2毛強くらいだったと思いますが、まあ元が0.50%水準なのでそんなもんかもしれませんね(3Mなので当然ながら1月の頭の足)。
だって皆様ご案内の通りで為替ちゃんは円は飛ぶ飛ぶでドル円もアレだが対ユーロとかもエライコッチャ(夕方にフランス新内閣が飛んだので少し戻しましたが)になっていまして、そのうえ高圧経済やりまっせ、と言ってるんですからそらもう物価がそう簡単に落ち着いてくれる訳は無くて、円安圧力はかかりやすいし財政出して結局物価を押し上げるという話になるのですから、そうなった場合に0.5%とかいう今の政策金利がこの世のものとは思えない低さなのは必定だし、ターミナル1%とか寝言言ってる場合じゃない局面がしばらくしたら訪れるリスクはビンビンに高まっている、という事だと思うんですよね。
ですから、まあ10月利上げか12月利上げか、で盛大に影響のある3M(ただし元々3Mは10月利上げ即死レートだったので2毛強にしかなっていない)短国は分かりますけれども、2年とか5年のスパンで考えた場合、短期政策金利のパスって普通に考えたら上方シフトしませんかねえと思うのですが、まあ昨日の初期反応はフラットニングポジションの巻き戻しって奴でしょうからそういう動きもするわとは思うけど、2年ならまだしも5年がつよつよというのはさすがに何じゃそらと思いました、あくまでも個人の感想ですけれども。