さようなら交通博物館(期間限定公開)

(2006年5月7日作成)

えーっと、昭和11年から東京は万世橋(のすぐ近く)にありました交通博物館ですが、さいたま新都心に移転することになっておりまして、本年(2006年)5月14日に当地での展示を終了致します。万世橋というと秋葉原のイメージの方が強いですが、博物館が出来た当初は都電時代。神田須田町のすぐ近くというべき場所(というか住所は神田須田町1丁目です)でして、昔の神田須田町といえば都電の要衝というかホットコーナーとでも言うべきか、などと言ってるあたくしは都電全盛期は知らんのですが(汗)。

まあそれは兎も角。


物凄く小さい頃、近所の踏み切りを通過する国電の電車やら貨物列車を飽きもせず待ち続けていたあたくし(そんな記憶は無く、親の証言によるが^^)はこの「交通博物館」というものの存在を知って親にせがんで連れて行ってもらいました。遠い遠いむかしのお話。・・・・しかし今にして思えば、家族のうちで楽しんでいたのは自分だけだったわけで、正直スマンカッタ。>家族全員



ということで、実に四半世紀以上振り(!)に交通博物館に逝って参りました。

万世橋方向より

ええもう物凄い人がわんさかやってきておりまして、とんでもない人出でございます。名物の鉄道模型パノラマ運転場でこんな感じです。正面で見たけりゃお展示の大分前から場所を確保しないと厳しいものと思われますが、そこまでのパワーは無いので思いっきり横の方から撮影をば。

この人混みを見よ

もうちょっと近くを撮ると大体こんな感じで。

不鮮明なのは勘弁


などと写真をWebに公開するのは正直どうなのかと思うわけでして、このファイルは今週のみの公開にしておくことにします。(2007年5月6日追記:閉館して1年くらい経ちましたし、よく見りゃWikipediaにも場内撮影写真が掲載されているようですので、期間限定公開してたものを復帰させます)ちなみに場内の撮影は「個人でのスナップ写真を撮るならまあ黙認」だけど、「撮影会」だの「三脚持ち込んで撮影」だのというのはダメという事です。よって商用サイトでは無いので一応オッケーかもしれんが、交通博物館に敬意を表して今週一杯(閉館まで)の限定公開とします。画像はWeb用に圧縮してるんで、まあ二次利用は出来ないと思いますが、商用二次利用厳禁でしゅ(そんな画質は無いですけどね^^)。

もう兎に角凄まじい人出に圧倒されつつ場内の展示を懐かしく見て回る訳ですが、その辺りの写真はそんなに沢山撮った訳では無く、帰りに記念品売り場でガイドブックを買って来たのでそちらで本人は楽しむこととします(笑)。






・・・・というのだけだと余りといえば余りですので、1号機関車のお写真を。

1号機関車



こちらは9850形マレー式機関車。マレー式と言っても別にマレー半島の名物な訳ではございませんので念の為(^^)。

マレーは考案者の名前だよ


で、まあ鉄道以外の展示物とかも色々あるのですが、例えば懐かしのこんな表示器とかね(パネル操作可能です)・・・って鉄道の展示物ですかそうですか。

岡山駅で使われていた本物だそうです



バスとか馬車とかオート三輪とか旅客機の機内との実物大模造品(^^)とか色々とあるのですが、やはり本物は違うということで、ベル470D型ヘリコプターという奴が展示されている、というか天井から吊るされている訳だが。

現存する商用ヘリでは日本最古の2台のうち1台です

「日本ヘリコプター輸送」社が米国から昭和27年に購入したものだそうですが、何かこのマーク見覚えがございますけど(^^)。

まあ他にも色々と見て回ったのですが、撮影ばっかりしてるとそっちがメインになっちゃって肝心の「思い出にひたる」という行為が出来なくなる訳でして、実はそんなに写真撮ってないし、人大杉の為、写真に人が入ってるのが多くてここで公開しにくいものしかないでしゅ。はい。

ということで、微妙に反射してあっしが写ってる気もするが、鉄道模型パノラマ運転の最終列車が入線する時の写真を以下に。交通博物館に行った人ならあの最終列車が入線する時の「楽しい時間が終わる」っていう気持ち、思い出してくれますかね。

楽しかったよ、ありがとう



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